いよいよ寒い冬の季節がやってきました。



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これから春先までは、どうしても寒さが付き物です。

根性を出してフィールドへ向かったものの、シーバスの気配はまるでないみたいな・・・。



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水温が低いので魚の活性も低く、釣りにくいのも事実です。



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しかも寒さで自分の体が思うように動かず、釣りがより難しくなってしまいます。



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実のところ私は、究極と言っていいほどの寒がりです。

暑さよりも寒さが大の苦手です。
プライベートなら、寒い中を絶対に釣りへは行きたくないのが本音です。

10年以上前までは、大雪が降るなか夜釣りへ出掛ける釣友を「わざわざ行かなくても」と思っていましたから。



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しかし、職業釣り師になってからはシーズンオフなどはなく、冬でも取材は決められた日程で行われます。



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無風で晴天のときに当たればいいのですが、雪が降ったり北風が吹き荒れる日でも当然、取材は行われます。

雑誌やテレビには締切があるので、大雪だからといって釣りを断念するわけにはいかないからです。


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どんなにコンディションが悪くても、ロッドを振らざるを得ませんからね。

どんなに寒くて、釣れなくても根性あるのみ!!

寒さの中を頑張るだけなんです。
ただ、寒い中を無理し過ぎるとこんな事件にも遭遇することも・・・。

実は12年前の2月『ソルティ』の取材中に千葉県某河川で事件が起きました。



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なんとあまりの寒さのため『切れ痔』になってしまったのです(泣)。当然、下着の中は出血して血まみれです(大泣)。

帰り道の運転ではシートに座ると激痛が走るため、お尻を浮かせた状態で自宅までの85キロの道のりを気合いで走りました(泣)。

そんな苦い経験があるため、防寒対策はきっちりして「寒いから釣れない」と言い訳にしたくないんですよね。



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また、1秒でも早く取材を片付けるために『冬場に釣れる場所や厳寒期パターン』を徹底的に研究しました。

その結果、今では冬場も安定して釣れるようになりました。



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厳寒期とはいえ、もちろん魅力もあります。それはアングラーが極めて少ないことです。



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場所によっては、貸し切り状態になることもあります。



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ただ寒いのは事実なので、防寒対策は「超」が付くほど念入りに行います。

そこで私は防寒着を着込み、インナーウェアに張るタイプのカイロをベタベタと張ります。

そして足の指先の冷えを解消するため唐辛子ソックスをはき、グローブには唐辛子スプレーーを吹き掛けて厳寒期のナイトゲームに挑んでいます。

これで保温力が持続し、寒いなかでも快適に過ごせます。



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防寒着は、寒い北風をシャットアウトしてくれるパズデザインのウェアを着ています。



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首筋は、アンダーアーマーのネックウォーマーを着用。



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インナーウェアは、アンダーアーマーの『ウインドブロックCGフィッティドLS』と『ウインドブロックCGコンプレッションレギングス』を着ています。



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張るタイプのカイロを12枚。首筋に1枚、両脇の下に1枚、腰骨に1枚、膀胱の前に1枚、両肩に1枚、両足の太ももに1枚両、足首に1枚、両手首に1枚です。

ここまで張ればトイレも近くならないし、極寒のなか“延長戦”になっても寒さをシャットアウトできます。

ちなみに、カイロはロッテ製の『ホカロン』がお気に入り。いろいろなものを試した結果、自分にとっては持続時間が一番長かったからです。



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自分みたいな鬼寒がりの方は、ぜひこの方法を試してみて下さい。