昨日の取材結果

今回は『河川の渇水攻略』の取材を行いました。







取材を行ったエリアは、適度に暑い京◎工業団地に注ぐ一級河川で行いました。







というのも「小沼さんは、この時期の沖堤防やディズニーランド近くの河川だとサクサクと簡単にシーバスを釣ってしまう可能性が高いからつまらないので、大苦戦が予想される渇水時期の京浜地区の河川か駿河湾に注ぐドメジャー河川でお願いします」と言われたからです(泣)。







そこで渇水時期にシーバスが回遊してくるであろう｢水深が深く太い潮目が発生するエリア、ルアーのボディに水流が良い感じで絡み付くエリア、ウグイやイナッコ、カニなどの多種類のベイトが混成するエリア」を中心にランガン。






やや北よりの向かい風でルアーが微妙に飛ばない状況で頑張りました。

しかし、前日に降った雨の影響がほとんどなく、濁りもほとんどありません。







さらに渇水前は、たくさんいたウグイの稚魚が消えていました(汗)。







当然ですが、おもいきり朝マズメをハズシてしまいました。

ただ、ソコリ前に潮目付近を探っているとやっと「ディブル５５【レッドヘッドカラー】」にヒット。しかし、ランディング寸前でバラシてしまいました。







１バラシしてからは大苦戦です。渇水前は、適度にバイトがあったのに・・・。

しかも渇水の影響で全体的に水質が悪くなり釣れにくい状況に追い討ちをかけているみたいです。

さらに魚影が薄く難易度の高いドメジャー河川の日中ですからルアーには、当然無反応・・・。



取材ですから、釣れないときほどかなりのストレスを感じます。

だからこそ釣れない中でも少しでもヒットする可能性がありそうなエリアで頑張り続けました。

バラシてから６時間ほど頑張りましたがシーバスからのバイトはノーバイト！！。いきなりどっぷりサービス残業です







上げ潮の影響で川の流れは海からの上げ潮の流れが強く逆流してきました。しかも川も濁ってきました。これはチャンスかもと『シリテンバイブ５３ＴＧ(タングステン)』で潮目を丁寧に探ります。
あ～ぁ、今日の取材はボツかなと諦めかけた瞬間・・・ゴン！！と力強いバイトが伝わりました。

すかさず会わせると、すぐさまジャンプ！

魚に主導権を取られないよう慎重にファイトすること約３分。無事にネットイン。







最後の最後に２ヶ所ほど釣られた痕が残る７０センチのシーバスをキャッチすることができました｡


１０時間粘り、厳しい状況の中キャッチできた価値のある１本でした。釣れない取材は、精神的にかなり辛かったですが、最後の最後にヒットさせられたので満足して取材を終了。とりあえず最低限の仕事はできました(笑)。





で、気になる詳細は８月２１日に発売される『ソルティ１０号』に詳しい詳細が載っています。







ぜひ『ソルティ１０月号』を御確認ください。



◇タックルデータ

ﾛｯﾄﾞ：ｾﾞﾌｧｰ ｱﾊﾞﾝｷﾞｬﾙﾄﾞZAGS-102【AGSｶﾞｲﾄﾞ搭載ﾓﾃﾞﾙ】(ｴﾊﾞｰｸﾞﾘｰﾝ)

ﾘｰﾙ：ﾄｰﾅﾒﾝﾄISOZ2500LBD旧ﾀｲﾌﾟ(ﾀﾞｲﾜ)

ﾗｲﾝ：完全ｼｰﾊﾞｽPE0.6号(ｸﾚﾊ)

ﾘｰﾀﾞｰ：ｼｰｶﾞｰｸﾞﾗﾝﾄﾞﾏｯｸｽ3号(ｸﾚﾊ)

ｽﾅｯﾌﾟ：ﾜｲﾄﾞｽﾅｯﾌﾟ♯2(ｴﾊﾞｰｸﾞﾘｰﾝ)

ﾌｯｸ：RBﾌｯｸMH12＃(がまかつ)