昨日は、クロスウォーターのルアーのみで取材を行いました。



この時期にシーバスが定位しているであろうエリアの「堤防や岸壁のカド、運河の合流点、温排水の影響が絡んだエリア、カラス貝がたくさん付着した堤防の際、太い潮目、水深が8メートル以上のカケアガリ」などのエリアを中心にランガンして狙いました。



最初は、堤防のカドにエントリー。
偏光グラス越しに見える水質は『北よりの風』の影響で透明度が高く、水中の様子はくっきりと見えます。

こちらから水中の中が見えるということは、シーバスに警戒心が伝わってしまいタフな状況と推測。

当然、反応するカラーと反応しないカラーの差がモロに出る状況でした。



唯一の救いは、5~8センチ位のカタクチイワシの姿を確認できたことです。

カタクチイワシの姿を確認できたので銀粉カラーを使えば数はそこそこ釣れると思ったからです。



ルアーはベイトサイズに合わせて『爆岸バイブセガレ』を選びました。



カラーは、ドクリアの状況に特化して強い銀粉ゴールドレインボーではなく、あえて良型のヒット率が高くなる新色の『レッドヘッド』カラーをチョイス。



遠投して広範囲を探ります。

そして流速の変化を判断するために、流れに対して下流側へルアーをキャスト。
着底したらロッドをあおってルアーを浮かせてからリトリーブを開始。根掛かりを避けるのと同時にボトム付近にいる魚にリアクションバイトを誘うためです。


シーバスは、居ることがわかっていたのでしばらくすると魚は、回遊してくると信じてロッドを振り続けますが、バイトすらありません。



まさかの朝マズメを外してしまいました。

もしかしたらボツになるかもと脳裏が過ります。



これではまずいと思い粘り続けます。

すると開始して約90分、下げ潮の流れが徐々に効いてきました。

しかも沖から太い潮目が岸付近に接岸。さらに5羽のカモメが潮目沿いを飛んできました。

この状況なら間違いなく潮目沿いを魚が回遊してくると信じて粘ること90分、潮目の中にルアーが侵入した瞬間、ゴン!というバイトが伝わりました。

すかさず合わせるとフッキング。

ヒットした感じからして良型と判断。レバーブレーキを巧みに操作して慎重なやりとりでキャッチした本日1匹目の魚は74センチと良型サイズ。



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その後も『爆岸バイブセガレ~爆岸バイブプレミアム~爆岸バイブ35グラム』をローテーションしてレンジとトレースコースを細かく丁寧に探り35センチ~55センチを17匹ほど追加。

するとカメラマンさんが74センチが釣れたので、もう終わりにしませんかと終了の合図が・・・。

なんと午後12時30分には、取材が終了したのです。



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約4時間極寒の中を実釣して、『32バイト、24ヒット、18キャッチ(35㌢~74㌢)』で終了。



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たしかに数は釣れましたが60センチ以上の魚を1匹しかヒットさせられなかったことと朝マズメをノーバイトで終了したことが心残りでした。






■タックルデータ


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ロッド:ゼファー アバンギャルド『ZAGSー102プロト』(エバーグリーン)


リール:レバーブレーキプロト2500LBD(グローブライド)


ライン:完全シーバスPE0・6号(クレハ)


リーダー:シーガーグランドマックス3・5号(クレハ)


フック:RBフックMH♯各サイズ(がまかつ)


ヒットルアー:爆岸バイブセガレ(クロスウォーター)、爆岸バイブプレミアム(クロスウォーター)、爆岸バイブ35グラム(クロスウォーター)など。



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