『プロアングラー&テスターへの道part①』の続きです。

「ウチは優秀なテスターがいるから現段階では募集していませんから!!」、「B社がいいですよ、あそこはテスターを欲しがってますから」、「ウチには若手の○○君やベテランのさんがいます。申し訳ないけど二度と電話してこないで下さい」等々。とにかくボロカスに言われたものです。

でも、考えてみて下さい。もし自分がメーカーサイドなら、素性も分からない人間から売り込み営業の電話がきて「ルアーを提供して下さい」と言われても、間違いなく断ると思います。

それくらいなら、メーカーの社員が直接フィールドテストしたほうが早いのは当然です。

ただ自分は、負けず嫌いというかあきらめの悪い性格。「ウチの商品を使って下さい」と言われるようなアングラーになるぞ!と誓い、気合と根性で今日まで頑張ってきました。

そのためには、活躍してソルト系の雑誌全社から取材依頼がくるような有名アングラーになる。そしてビデオに出演する!という強く決意したのが、今から15年前の話です。
そんな熱い性格は今でも変わっていませんけどね(笑)。

振り返れば当時、多くのメーカーさんに断られて良かったと思っています。最初から営業が成功してすぐテスターになれたら死ぬ気で頑張らず、今の自分は間違いなくいなかったと思います。

やっぱり、人間は嫌なことをたくさん経験して壁にブチ当たってこそ大人になれるし、成長して強くもなりますから。

テスターを目指している方、初めからビビッちゃダメです。挫折してもひるまず、あきらめないで「絶対にテスターになるんだ」という強い気持ちを持ち続けること。

そして壁を乗り越えるのではなく、ブチ破るくらいの精神力を持った根性のあるテスターを目指して下さい。

最後は己の力を信じること。運は向こうからはやってきません、自分自身で引き寄せるものですから。

テスターになりたいという強い気持ちを持ってシーバス釣りに励んでいる皆さん。もしチャンスをつかみ取ったら、必ずモノにして下さい。そしてプロ契約までたどり着けるようなアングラーを目指して下さい。もし、テスターになれたりプロ契約がかなったときは、メーカーの責任を背負うということも決して忘れないで下さい。

■最後に
実は、第2の『おぬまん』を目指すヤル気のある若手のシーバスアングラーを探しています。
もし、プロアングラーを目指している若手(30歳以下の男女)の方がいたら、おぬまんセミナーやイベントに自分をアピールした履歴書を持って小沼正弥のところへ来てください。たくさんの御応募をお待ちしております。