ホビージャパン主催のオラザク選手権、バンダイ主催のガンプラビルダーズワールドカップ(GBWC)の日本大会の結果が出ました!


オラザクジュニア(15歳以下)に我が家からは長男のまあさん、次男のもんちゃん、次女のみもが応募していました。

「お姉ちゃんはジュニア最後のワールドカップだから邪魔をしちゃいけない」

そういって下の子たちはGBWCを回避したのです。

・・・めいに勝つ自信があったのね^^;


気になるオラザクの結果は・・・・。

なんと!!

次男のもんちゃんがコンテスト初入賞!

2位である優秀賞を戴きました!

今年のもんちゃん、とってもがんばってました。

自分らしさを出しつつも姉のめいのアドバイスを素直に聞いてもいました。

地道な基本工作を大切にして、愚直に基本動作を繰り返すめいの特性に一番似ている兄妹がもんちゃん。やっと結果が出て嬉しく思います。


四連覇がかかっていた兄のまあさんは入賞ならず。一次審査も通過できませんでした。

かなりのショックを受けていましたが、もんちゃんを祝福していたし次の日からずっと次回作のことを考えているようで心ここにあらずって感じで過ごしています。

何がダメだったとかあまり考えていないのがまあさんらしいし、審査に文句を一言も言っていないところも立派です。姉のように挫折を糧にしてほしいです。

コンテスト初挑戦の次女みもちゃんも一次通過ならず。

この結果にみもちゃん大泣き。でも、悔しさがあるっていうのはいいことです。

大好きなおにいちゃんと一緒に雪辱に向けてがんばるみたい。

でも、あんまりコンテスト入賞に向けて歯をくいしばるんじゃなくて、今はまだまだ楽しむことをメインに模型に向き合ってほしいなぁと僕は見守っていこうかと思っています。


さて、今度は姉のめいのGBWC。

例年のごとく、東京に2泊3日で行ってきました。

お約束の東京観光。。。(ただ決勝に行くだけじゃもったいない^^;)

今回は靖国神社にある遊就館という博物館に行ってきました。

「戦い」をキーワードに日本の歴史を冷静に見つめた展示で、とても勉強になりました。

めいも歴史に興味があるし、いろんなことがわかる年頃になってきたので「すごくよかった」と大満足。この後、「皇居に行ってみたい」とめいは言い出すんですけど、僕の足はすでにクタクタになっておりまして。。。

千鳥ヶ淵で人生初のボードを体験させることでお茶を濁しましたw

楽しかったみたいだからいいけど^^

決勝当日に会場入りし、作品をチェック。展示開始は23日からで、僕らが東京に行けるのは25日からだったので設営はバンダイさんにお願いしていました。審査や投票はほぼ終わっているでしょうが、来場者の方に見てもらいためにも作っているのでできるだけ自分が納得した状態で展示できるよう最終チェックです。

1/144のバルバトスが接触不良で発光していなかったので修正。この1/144は右足裏に磁石があって地面から出ている磁石と合わせると電気が流れる仕組みなっています。輸送の振動によってジオラマの砂が落ちて磁石にくっつき接続不良になっていたようで、磁石についた砂を落としただけで安定した発光になったようです。

あと会場の明るさも現地にいかなきゃわからなかったので、展示台の照明角度を変更。

めいが納得するまで作業させてもらえた運営の方に感謝です。(けっこうあの子しつこいので^^;)


11/26(日)の16時から結果発表と表彰式。


今年はいつになく僕が緊張しました。今までで一番居ても立ってもいられなかったです。

わが子の受験発表を観にいく心持ちというのでしょうか。

結果はおそらく今までの日本大会でめいが一番嬉しかったであろう優勝でした。


マイナビニュースさんがこのときの様子を記事にしてくれていました。↓

「ガンプラW杯2017」畑めいさんが日本王者返り咲き「泣きます」


表彰式のリハーサルでは「受賞の際はコメントをお願いします。みなさん、考えておいてください」と運営の方がおっしゃっていたし、僕も周囲への感謝とかちゃんと述べてほしいなぁと常々思っているのですが、めいは「そのとき感じたことを話したい」と事前に用意することをいつも拒否します。


後で帰宅してから妻にそのことを話したら「それでいいんじゃない? 事前に用意したら決まり文句になっちゃうし」と言っていてなるほどな、と思いました。


今回の「すいません、泣きます」はよくわからない文脈ですが(笑)、記事タイトルにも使えわれたコメントだったし、めいの心情をよく表現できていたのでよかったのかなぁって思います。


去年、挫折しておいて良かった。そう思える結果を残せて本当によかったね、めい。


がんばったからって結果がついてくるのが当然じゃない。

苦しんだからっていいことが待っているとは限らない。


だからこそ、今回の結果は嬉しく、感謝してほしいなぁと思います。


大会が終わって今年の日本代表に輝いた下田重工業さんと「僕のことじゃなくてめいのことなのにすごく緊張して、どっと疲れたよ」と話していたら「自分のことじゃないからですよ。僕も子を持つ親になって自分の父親が珍しく仕事を休んで大学受験の結果を見に来た気持ちがわかります。受験した当事者はそこまで緊張したり心配してないんですけどね(笑)」っておっしゃってて、ああなるほど、僕もちょっとは人間味みたいなものが出てきたのかなと思いました^^;


来月12/17はいよいよ世界大会決勝。またユニコーンに会いに行きます。

2011年の香港で名前も呼ばれず悔しい思いをして、彼女の中で何かが変わってから6年。

娘が半生をかけてきた挑戦が実を結ぶことを祈ってきます。

でも、この挑戦が娘にたくさんのことを学ばせてくれました。

めいは本当に強くなった。やさしくなった。関わってくれたすべての方に感謝します。


via モケモケ釣り釣り
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