テニスマンのテニスダイアリー

テニスマンのテニスダイアリー

ウィークエンドテニスプレイヤー、テニスマン2020です。
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【スピンの話】



バシュッ!




バシュッ!



ラファエル・ナダル先生のフォアハンド。
写真を見るだけでも強烈なショット音が聞こえてきそうですね。


その回転数は…
1分間に4900回転!

だそうなんですが、
なんとなくイメージがつきにくいので
1秒間にすると…

約82回転/秒

「いーち」と数える間の出来事ですよ!?

人間が打ってほんとにそんな回転かかるの??

テニスやってるとそれがどれだけ人間離れしてるかが分かるんですが、ちなみに彼の最大のライバル、ロジャー・フェデラーはどのくらいかと言うと、

平均1分間に約2700回転
45回転/秒

だそうです。

フェデラーのプレースタイルはスピナーではありませんが、結構な数値だと思うんです。

比較するとナダル先生がどれだけ人間離れしてるかがわかりますね。

ちなみにアマチュアでスピンかかってるなーと言われるような人で、25〜30回転/秒 くらいじゃないかと言われてるそうです。



さて、

多少でもスピンをかけられないとコート内に打ったボールが収まりにくいのは、テニス経験者ならお分かりでしょう。


すべての打球をどフラットでコート内に収めるには、球の強弱でしかコントロールができないのでとても技術が必要ですし、試合で勝つのも難しい。


私の学生時代(約20年前)は、今ほどラケットもガットもスピンアシスト性能はなく、グリップの持ち方もうすめで、いわゆるフラットドライブ(少しスピンかかってるくらい)くらいで皆打ってました。
周りにもスピンにこだわってる人はあまりいなかったと思います。




【ガットの話】

最近のガット。

メーカー各社からいろんな工夫が施された商品が販売されてますね。

一番わかりやすいのはガットの形が丸ではなく、多角形になっていて、角にボールが引っかかり、スピンがかかる仕組みのもの。



私が使っているのが、
バボラのRPMブラストです。




ガット形状が8角形になってます。

ポリエステル素材なので、ガット同士がよく滑り、よりスピンがかかりやすくなってます。




以前は、同じバボラの
プロハリケーンツアー
という同じくポリエステルのガットを使用していました。

選んだきっかけは、バボラのラケットを買ったので同じメーカーのガットが一番合うだろうという単純な理由でした。



プロハリケーンツアーは、
ブラストと同じく8角形で打感が柔らかく、スピンもかかり、扱いやすかったのでしばらく使ってたのですが、テニスの腕がだんだん上がり、プレイスタイルが変わってきたことで、もう少し硬めの打感が欲しくなってブラストにかえました。


ちなみに私のプレイスタイルはバリバリのスピナーではなく、フラットドライブ系です。

スイングの技術でスピンをかけるのが得意ではなかったので、ガットにアシストを求めたのですが、それが良かったようで、無理ないスイングで程よくスピンがかかるようになりました。



で、最近試し始めたのが
これもバボラで
RPMブラスト ラフ
です。



RPMブラストがとても気に入ってるので、その進化版はどうなのか気になってサブラケットに張って試してみました。

これも8角形ですが、さらにガット表面にラフ加工が施されており、イカツイ感じかプンプンします。

張る前のイメージは、
硬くて
ガリガリしてて
すぐ伸びちゃう

のかなあ…なんて思ってたんですが、
張ってみてビックリ!

打感
柔らか〜い

・・柔らかいんです。
掴む感じがすごくありーの…
かつスピンもかかりーの…で、

これが最適なのでは!?

と、思ったんですが、
しばらく打ってると、

RPMブラストのほうが硬い分、
コントロールしやすい

ことに気づきました。


まとめると、

〈打感・硬さ〉
ブラスト > プロハリツアー >ブラストラフ

〈スピン〉
ブラストラフ > ブラスト >プロハリツアー

〈耐久性〉
ブラストラフ > ブラスト >プロハリツアー


こんな感じです。





【スナップバックの話】



学生時代はあまりスピンを意識しなかったこともあって、

どういう仕組みでボールにスピンがかかるのか

なんて、あまり考えませんでした。


ただ下から上に強烈に振り上げればスピンはかかると思ってたのは理屈は間違ってないのですが、スピンがかかる過程はもう少し複雑だというのを知ったのは恥ずかしながらほんとに最近のことです。


その仕組みが

「縦糸の横ズレ〜戻り」

で、
横ズレした縦糸が戻るときにボールの後ろを押し上げて回転をかける、
いわゆる

スナップバック

という動きが、
スピンをかけるのに必要な工程なのです。






これを知ったきっかけは、
プロハリケーンツアーを張ったときです。

スナップバックに必要なのは、
ボールに当たるラケットの角度なんかも重要なのですが、

ボールの
ガットへの引っ掛かりと
たわみ、
ガットの戻り

が重要で、
プロハリケーンツアーやブラストは、
形状と素材がスピンをかけるのに有利に働くのです。


他メーカーでも同じように多角形のポリエステル素材のものが、スピンがかかりやすいガットとして売られていますね。


ただ、問題もあります。
ガット表面に施された滑り加工は、
使用頻度とともになくなっていき、
擦りあったガットは、ノッチができて、
スムーズに動かなくなるのです。








このノッチじゃなく…
ごめんなさい






ガットにできる溝です。

こういう状態になるとガットがスナップバックできなくなるので、スピンがかけづらくなります。



これを防止するために、他メーカーからガットの滑りを良くするオイルや、ガットが交差する部分に挟むチップのようなものなどが売られています。

ストリングライド



一度使ってみたのですが、
ガットが動くのはわかるんですが、
打感がぼやける感じがして
一度きりでやめました。


チップ状のものは、
フェデラーが使用していることでも有名ですね。


とにかく、
最近はスナップバックしてるのを意識しながら打ってますが、意識していると心なしかスピン量が増えているように感じます。



スピンがなかなかかからない!
とお悩みの方に少しでもお力になれれば幸いです。