本番日は、特に打ち上げでは何せよく食べます。

僕の炭水化物オーダーキャラは、関係者ではかなり有名で、人目に付く光景らしく(笑)。食べても太らない体質は、うらやましい~!的な事を、よく言われます。

 

しかし、ライヴ日以外の僕の食生活はかなり控え目です。

とにかく野菜中心で、肉・魚・果物や炭水化物も適量です。

 

一方、ステージでは体芯力が頼り。

リハーサルも含め、沢山の気エネルギーと体力を消耗するので、反動で打ち上げでは、必要以上に空腹感が台頭して来ます。

麦と炭水化物をメインに、ふんだんな飲食を楽しむ事になります。

本番日で多い時は1日五食となる事も多々。

ライヴ翌日は必ず、2キロ程目方は増えとります(笑)。

例えを上げると・朝(普段通り)・昼(軽くシリアル)・リハーサル前(ハンバーガーセットやカレー)本番前(おにぎり二個か、サンドイッチか、賄い食)

本番後の打ち上げ(奔放に飲み食い)。

 

妙な事を言うようですが、実は僕。食べ過ぎをあまり許されない体質なのです。

食欲が強い時はまぁ従って大丈夫ですが、それでも腹一杯を越えれば危険水域。満腹の手前で関所を設けるようにしています。

迂闊に関所を越えたりすると、安易に食べ過ぎたりすると、時々呼吸に異変が起きます。

それは進行して行き、的確な手立てはありません。自然に沈静化するのを待つだけのみと、なります。

持病の喘息に症状が似ていますが、残念な事に常備している喘息の薬は一切役にたちません。

ではライヴ日に何故沢山食べれるのかの疑問にお答えします。

まずリハーサル前は、今から始まる消耗事への臨戦態勢作りで食欲が増します。しかし、一応関所をは越えないように意識して食欲を満たします。

そして問題の打ち上げですが!

ここで普段から僕が使いまくっている、“麦”の登場となります。

僕は呑みながら食べるタイプで、麦酒を共にすると関所の存在が、不思議に無くなってしまうのです。

欲するまま食べても異変起こらず、平和な時間が過ごせるのです。

例えばある日、誤って異変が起き、沈静化に至っていなくても、、夜食べる前に麦酒を呑みながら始めると普通の食事ぐらいは取れてしまうのです。

こんな事もありました。

長女と映画に行った時。始まる前の腹ごしらえに、彼女の希望で豚カツ屋に行き、盛りのいいカツ丼を食べてる最中に呼吸の異変を察知★お昼時でしたが、直ぐさまビールの援軍を呼んで、事なきを得た思い出もあります。

 

皆さんの推察通り、アルコール効果・炭酸効果?、と僕も考え、あれこれ試しましたが、ソフトドリンクは×で、美味しく酔える濃い酒類も、炭酸を加えたアルコールもあまり期待には応えてくれませんでした。

そこで唯一残ったのが“麦酒”でした☆

この話、どんな医者に言っても「ビールが好きなだけ!気分の問題で解決出来てしまうのでしょう!」と、一笑に付されるだけでしたが。

 

紛れもなく僕の身体が教えてくれた、呼吸困難症への対処法な訳なのです。得手勝手に写り過ぎは承知ですが。

これが“麦の幸”☆“麦の恵”☆を多用する訳話。

 

-おしまい-

 

 

まさとし