「おはようございます!」
明るい、可愛さ素敵な看護師さんからの、朝のご挨拶の声にも、半端にしか返せず仕舞い。
前夜から繋がる、不眠ベッド九時間がのし掛かり、日にちが替わった感覚にも、手術を控える気持ちにも、なれませんでした。
朝6時の水分補給の後は、絶食。
次第に空腹感が訪れ、体調持ち直しの兆しとも取れました。が、夜中に、嘔吐した一件があったので、手術が可能かは、医師の診察後の判断に委ねられる事に。
何にしても、ほんの少しでも寝ておいた方がと。起床時間越えた事に許し得て、消灯中は控えてたiPodを使用!大音響ビートルズを、密着イヤホン(イヤモニ用)から流し込みながら、横になりました。
果たして爆音の中、十分(アルバム中、3・4曲?意識遠退く)程うつらうつら出来たらしく、幾らか甦り☆
真夜中何度も点滴車を押し、気晴らしついでに通った。やはり気遣う病室トイレから、距離のある廊下向こうの広々一人用トイレ部屋。
気分新たにそこへ行き、歯を磨き・片手顔洗いでやっと、朝を実感♪
その後、ひととおりの検査を終え。
朝も愛らしい☆美女医さんのOKをもらい(笑)。
当初の予定通り、午前中二番目の手術(執刀医は、おじさんです♪)に漕ぎ着けました。
手術後、エコノミー症候群を寄せぬよう、前もって渡されてた、強いストレッチ素材のストッキングを履き準備完了。
手術室まで、点滴車と共に向かい。以降は、まな板の鯉♪
驚いたのは、手術台に乗せられた時。ストッキング装着部分にフットマッサージ器を巻かれた事。
点滴で麻酔薬入りますよ~!で、気を失い。
我に返ると1時間半が経過し、手術は無事終了してた様子でした!?
がしかし、キツかったのはそこから!!
手術台で酸素マスクを付けられたのです(事前に説明を受け承知してはいました、が)×。
ワタシ閉所恐怖症持ち!!!
意識が戻った後、身体も固定されてるのに、首に巻き付けられるマスクの感触は、何処にも逃げ出せない恐怖の始まりでした。
酸素マスクは二時間経過した辺りで、外します!
看護師さんの恐ろしい言葉が、弱き心に響き渡りました×。
にッ二時間 (これも事前に聞いとりましたが、笑)!!
そこからは、如何にして二時間を乗り切るかの、孤独な闘い。
そして頼るは又してもビートルズ☆
ストレッチャーに乗せられる時も・廊下からの振動やエレベーター移動で気持ちが悪い時も・自分のベッドに移される時も・ベッドの高さ調節が思い通りにならない時も・病室の照明が眩し過ぎる時も、兎に角!
思考せずに、何十曲を歌いまくりました!!勿論、頭の中で♪
そして絶対二時間が経過した頃、闘いに疲れ果てた頃になっても、看護師さんは来てくれません!
気力枯れ、戦意も喪失し、再び気を失いそうになった時に現れました!
白衣の天使が(笑)♪
酸素マスク、外しますね~!は、まさに天使な声☆でした(笑)。
そこからは、幸せの爆睡時間。
看護師さんに付き添われての、術後の初歩きも立派なものでした(笑)。
夕食にお粥を頂き、順調に手術日を過ごし消灯時間。
その夜は疲れもあり、普通に就寝。
んが、また夜中にひと騒動勃発。
最後の点滴袋に替わった時何故だか、薬液が流れなくなり、真夜中に針を反対側の手(右)に刺す事になりました。
痛い針は、首尾良く右手に収まりましたが、その前にどう言う訳か、薬液がシーツに流れ出していたらしく、それからベッド布団大交換!平和大会で☆
手術日が幕♪
写真は、強力ストレッチ素材のストッキングです。
まさとし