以前も書いてますが、子供の頃からの一番の夢は、普通の事が普通に出来る、普通の人間になる事でした。
例えば、
○子を持つお父さんなら、当然行う事。
夏の海の楽しさの中、自分の子供が溺れかけたとします。お父さんは死力を尽くして我が子を救う事に全力を注ぐはずです。
しかし、これが出来ない、もどかしき空しさ恐ろしさ。
眩しい海では、サングラスをしていても殆ど見えていません。溺れかけた子供の声が聞こえても、位置分からず助けに行けない地獄図。
まして、慌ててサングラスを海に落とそうものなら、どちらが陸地か沖かも判断出来ず、我が身すらも危険に置く事に★
万が一に対処出来ない父親(私)がやれる事を、考えてみました。
そして、自分の身体で水泳を教える事に。
我流では非力なので、小学生用教則ビデオを借り、そこから学んだものを伝える事にしました。
しかし子供達が、泳げるようになっても、沖に行く時は必ず、浮き輪を持たせ、一緒に行く事が、役立たない父親の精一杯の守り方でした。
例えば、
○旅の途中の電車の窓辺で、膝の上に本を置き、目を落としページをめぐり本を読む。
こんな他愛ない事が、叶わない事(夢)だったりします。
○教科書を開いて、黒板の教師文字をノートする
○体育の実技授業を受け、運動会(一度の経験も無し)に出る
○子供とキャッチボールをする
○他人が気楽に投げた、見えない物を両手で受け止める
(何度も顔面で受けたり殆どは、違う所に両手を出していました)
○草野球の守備に着く
○バッターボックスに立ち球を待つ
○バスケを、サッカーを、テニスを、バドミントンを、シュノーケリング、スキューバダイビングで海の美しさを、体感する
○戸外で、風景画を描く自由
○譜面台に譜面を置き、見下ろしながら演奏する
○クルマやバイクの運転をする
○肉眼に、アーティストのステージを焼き付ける
○映画を字幕と一緒に楽しむ
○バスの行き先を聞かず確かめ、乗車する
○問診票を自分で記入する
○富士山を中継テレビに頼らず、肉眼だけで拝む
○東京タワー、スカイツリーからの景色(夜景)の実際を味う
○満点の星降る夜空の感動を知る
○晴天の光眩しい日差しを心から喜ぶ
○山笠の三番二番棒台下に、着く(意味わからないよね、笑)
○サングラス無しの世界に住む、事。
そして、以前は何とかなってた、昼間のジョギング・自転車・色のある世界に住む等が。
近頃、叶わない側に加わりまいた(笑)。
-おしまい-
まさとし