やはりコロナ禍、車内はガラガラでした。

新幹線で故郷に向かったのは、かなり遠い記憶。の正月。

 

母が孫達と接する、嬉しさ満面な笑顔に、随分責任を感じたものです。

家族ぐるみでの初めての帰省でした。

子供達の、ばあちゃん慣れしてない為のぎこちなき気遣いを、彼女は優しく受け止めてました。

母の部屋横の仏間で。家族で川の字布団での、ガヤガヤが時間が、とても懐かしい。

 

博多の斎場には、財津和夫・姫野達也・制作会社取締役、新美賢治・財津バンドメンバー山内、小泉、尾上、田中・スタッフ筧敏彦・安芸崇史・(有)ストレート一同・TULIPスタッフ一同、等々みなさん達の供花が、有り難く並びました(宮城伸一郎は弔電をくれました)☆

 

飾られた祭壇の棺の母は、とても穏やか綺麗な表情。死化粧が素敵で、何度も声をかけていました。親不孝な49年を詫びつつ。

 

式を終え、うん十年振りの親戚会☆

在りし日、若き日の母を偲ぶ話や、互いの老け具合品評会♪

飲み物毎のマスク脱着が、折角の再会に水を差す、虚しき束縛なご時世。

 

二月とは言え、やけに寒い故郷の風に晒されながら、体調考慮の宿泊ホテルへ戻りました。兄に託し、母を斎場に残した後ろめたさを抱えながら。

 

 

 

 

 

 

まさとし