中小診断士試験の2009年度同期合格者、佐藤博史さんが亡くなった。

33歳。診断士に合格し、MBAへも挑戦し始め、来年は結婚を控え、順風満帆だったのに。体調不良から最期までたった3日だったという。なぜ。なぜ。なぜ。悲しいし、悔しい。時に神は非情だ。

彼と会ったのは都合三回。でも、彼がナイスガイであることはよく知っている。人の好さが言葉に態度ににじみ出るようなナイスガイだ。診断士合格直後にMBAの勉強を始めるなんて、驚きでもあり、羨ましくもあった。彼は僕がしたいと思っていることを全て実現してしまうような、そんな眩しい人だった。

来月3月6日には、久しぶりの会合でお会いできるはずだったのに。MBAと診断士資格の共通点や相違や、彼女とのことなど、聞きたいことは山ほどあったのに。

大学時代の友人を交通事故で亡くした時は、これで自分が交通事故で死んだら彼に合わせる顔がないと、無事故を誓った。

今日これからは、時間の使い方をよく考えよう。志半ばにして逝った彼に恥ずかしくないように。

本当にやらなければいけないこと、やるべきことは何なのかを自問しながら時間を使おう。オンの時間ばかりではなく、オフの時間があってもいいと思う。それが何かにつながるなら。年明けの決意表明が、佐藤さんのことで再確認されたようにも思う。

そして、いつになるか分からないけれど可能ならばいつかの日かMBAにも挑戦してみたい。無論、MBA取得ありきでは本末転倒だ。まずは、しっかりと、じっくりとその意義を考えてみたい。

ともあれ。走り続けた彼には、ゆっくり休んでもらいたい。佐藤さん素敵な笑顔をありがとう。合掌。