前回の記事 に書いたように、中小企業「経営」の方は数字の暗記を完全に捨てたので、白書の全般的な理解に的を絞ることが出来るようになり、ちょっと楽になった。
でも、この中小企業政策の方は、しっかり理解していきたい。
その勉強法。
1.毎度おなじみ「串刺し」を多用する。
各施策の似たような条件について、「串刺し」にしてその違いを理解。
例えば・・・・
◆ 返済何年? ◆
第三者保証を不要とする融資: 運転資金5年、設備投資10年
新創業融資制度: 運転資金7年、設備資金7年
マル経融資 : 運転資金7年、設備資金10年
◆ 創業から何年? ◆
エンジェル税制 (譲渡益から控除) : 創業10年未満
エンジェル税制 (総所得から控除) : 創業 3 年未満
新創業融資制度 : 税務申告2期終了前
新事業活動促進法の「創業支援」: 創業5年未満
◆ 誰が認定? ◆
経済産業大臣: 事業承継円滑の支援策
経済産業大臣: 特定ものづくり基盤技術関連
主務大臣 : 農商工連携事業・連携支援事業
主務大臣 : 新事業活動促進法における経営基盤強化計画
ものづくり基盤技術 : 指定 by 経済産業大臣
地域資源 : 指定 by 都道府県知事
2.やはり「理解」で覚える。例えば・・・
・ 員外利用が出来ない組合は? なぜ?
・ 新連携2社以上の中小企業。なぜ?
・・・という具合に、理由とセットで覚えると理解しやすい。
この時、その「理由」は正しくなくてもいい。自己流のこじつけでもOK。
3.最後は語呂合わせ。例えば・・・
小規模企業共済: 経営者は イーナ (1,000円~70,000円)
中小企業退職者共済: 経営者にとって誤算 (5,000~30,000円)
中小企業倒産防止共済: ご破算に備えて (5,000~80,000円)
ま、なんとかなるでしょう。この分野は、企業経営理論の「マーケティング」みたいな感じがします。理解さえすれば、得点源になりそうデス。
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