ライブ収録
引き続き田村ゆかりさんのライブの収録の模様です。
今回は初のBDということもあり、ゆかりさんのパフォーマンスを
余すところ無く収録すためにスタッフ間で綿密な連携をとりつつ
収録に挑みました。
音声収録部屋です。
エンジニアは毎回お世話になってる
加納洋一郎さん
ミキサーはこちらもDigidesignVenueです。
収録に使用されたProtoolsシステム。
今回は24bit/96KHzでも収録しています。
ただ実際にBDに収録されるのは
容量の関係で24bit/48KHzになっています。
本当は96KHzのままBDに入れたかったのですが、
一公演すべて完全収録した場合
オーディオデータだけでもかなりの容量になってしまい
画質を優先したかったこともあり、
今回は48KHz収録になりました。
とはいえ、今回ビットレゾリューションは
初の24bitですのでこれまでの16bitと比較した場合
ダイナミックレンジ、解像度など
計り知れない利点があります。
諸事情でDVDだけではなくBD作品でも
16bitオーディオの場合がまだ多いのですが
今回は関係スタッフの連携により
ようやく24bit/48KHzでの収録が実現しました!
サラウンドも音質に配慮して
DTS-HD Master Audioを採用してます。
ロスレスエンコードですので
これまでのドルビーとは臨場感が全然ちがいます。
かなり自然な音場で楽しめると思います。
こちらは映像の収録の模様
ピースサインを決めてるのは、
美人映像監督(株)Cellの佐藤麗さん
やり手です!!
機材がいっぱいです。
詳しいことは分かりませんが
映像は非常~~に綺麗です。
こちらは収録用のマイク
AKG C451EB
DPA 5.1ch set
これ以外にも膨大な数のマイクがサラウンド用に
会場に吊られていました。
TDももちろん加納さんです
(TD時の写真とり忘れました・・・)
ライブ当日の素材を最大限に生かすために
丹念に細木細工のようにくみ上げられた
緻密なMIXをしてくれました。本当お疲れ様でした[E:sweat01]
もちろん今回もしっかりマスタリングしてます
エンジニアは今回もFLAIRの山﨑さんです。
BD用という事で今回から作業も増えましたが
ノリノリで作業していただきました!
というわけで作業終了後にスタッフみんなで記念撮影~
初めにも書きましたが今回は多くのスタッフがセクションを越えて
綿密な連携をとって気合をいれて取り組んでくれたおかげで
これまで以上に臨場感溢れる作品に仕上がったと思います。
映像も素晴らしい出来栄えだと思います。
ゆかりさんの歌声、バンドの演奏、会場の空気感、
そしてお客さんの歓声まで全てがライブ収録で
当日の会場の空気感を詰め込んだ、
いまどき珍しいくらい本当にガチなBD(DVD)になっています。
言うまでもなくゆかりさんのパフォーマンスもすばらしく
美しい映像と相まって堪能していただけると思います。
ぜひ、多くの方に手にとっていただいて
ライブ当日の感動や熱気が伝わればうれしいです。
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