公演が終わり、1ヶ月後…
私は、地元のある中学校の教員として新しい生活をスタートさせた。
地元と言っても実家からは離れた場所だったので、学生以来の一人暮らし再開。
仕事も夜遅くまで続いた。
しかし、家に帰ると…舞台にもう一度立ちたい!!という衝動に刈られる毎日。
私は、もちろん男役にも未練はあったが、自分が舞台人としてどれだけの力があるのか挑戦してみたいと多少なり思っていた。今思うと、なんて生意気な奴だ…
私は…
2009年4月下旬。
アマチュアのミュージカル劇団のオーディションを受けることにした。
この時もまた、安易な考えで行動に出てしまったのだった。
オーディションの内容は、歌、ダンス、台詞…後日、結果の連絡がきた。
合格!!
認めてもらえた!!
しかし、私は本当にバカだった…
結局、一度もお稽古に参加しないまま終わってしまった。
仕事との両立は…無理だった。
というのは、60%。
オーディションを受けて、結果を待っている間、私は違和感を感じていた。
何か違う。
合格がわかった時は確かに嬉しかったが、何となく…違う気がした。
結論…私はやっぱり宝塚みたいじゃなきゃダメなんだ!!
しかし、やはり仕事との両立は無理なことはわかっていた。
昔の自分の公演のDVDを見る度に、男役をもう一度やりたい!舞台に立ちたい!
そんなことを思いながら、5年が経ち…
その間、私は結婚をし、2人の子どもに恵まれ、家を建てた。
誰が聞いても幸せいっぱいである。
しかし、私は育休中で少し時間ができたことをいいことに、また舞台への思いを復活させようとしていた。
無理なことだとわかっているのに…
そこがいつまでも直らない私の短所のひとつだ。
自分でも本当に嫌になる。
この続きはまた次に…
いよいよ完結です。
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