私が出した結論…
【今、目の前にあるこの幸せは何ものにも代えがたい!唯一無二の幸せだ。舞台よ…さらば!!そして、ありがとう!!】
これまで、私の数年間の舞台業の自叙伝を読んでいただき、本当にありがとうございました。
この自叙伝を書こうと思ったのは、舞台を完全に辞めてからのこの5年間、私は、舞台に、男役に未練タラタラで日々の生活を送ってきました。現実の生活を他所に、心のどこかで舞台にまた立つんだと淡い希望を捨てきれないで過ごしていました。大切な家族や家庭生活のことだったり、色々と考えると具現化は無理な希望なのに。
しかし、ちゃんと現実を見据えて、前に進む為に…気持ちを整理する必要があったのです。
というのはきれいな言い方であり…
4月から仕事復帰なので、必然的に舞台や男役に対する淡い希望は捨てざるを得ない状況。また男役をやりたい!そんな非現実的な考えは、もう潮時…しかし!せめてその「想い」と「思い出」を何かに記しておきたい!誰かに伝えたい!
その手段がこのブログ、自叙伝だったのです。
最後にくどいようですが、もう一度語らせて下さい…
結局は趣味のひとつとして終わってしまった舞台業ではあるが、本気で取り組んだのだ。
趣味で終わったのに、舞台に対して本気だった?笑わせるな…と言われればそれまでだ。最もな意見だ。だから、否定はしない。だって、プロになったわけでもなく、偉業を成し遂げたわけでもなく、ただただ趣味レベルの自己満足の話なんだから。
しかし、これだけは言いたい。
何をやっても中途半端で、とりえが全くなかった、地味人間の私がここまで打ち込み、強いこだわりを持ちながら何かをするというのは初めてだったのだ。そして、自分を変えることが出来た…自分が輝ける場所を見つけられたのだ。
舞台を去ってからのこの5年間、出来ることなら、舞台に戻りたい…。プロの舞台役者になってみたかったなぁ。などと何度も思った。しかし、私がやりたいのは…
やはり、宝塚なのだ。男役なのだった。
どんなことでも始めるのは遅い早いはないとはよく言うが、こればかりは無理な話なのだ。タイムマシーンにでも乗って、自分が3才の頃まで戻り、バレエを習い、宝塚と早いうちに出会い、宝塚を受験を目指す…今度は本物を目指す!!出来ることなら、そうしたい。そんなやるせない思いと非現実的なことが頭のなかを駆け巡っていた。
え?本気だったなら今からでも、何もかも捨てて、東京に行き、宝塚風のアマチュア劇団でやり直せばいいじゃないか…年齢的にも何の問題もないしさ!やり直せるよ?と自分自身に投げ掛けたこともあった。
しかし、やはり私にはそんな勇気はなかった。仕事や家族を捨てる勇気はない。
そう思うと、確かに自分でも舞台に対して本気だ!とか言っている自身のことが恥ずかしくなる。しかし残念ながら、それが私だ。家族以上のものはない。という結論に至った。
誰が悪いわけでもない。強いて言うなら自分の責任だ。
目の前の現実の全ては自分で選択してきたのだから。
だからといって、私の舞台業をきれいさっぱり忘れることは出来ない。封印することは出来ない。今でも舞台への思いは何も変わらないし…
また、有難いことに周りには「舞台が二度と出来ないなんて決め付けないで」「また出来るよ」と温かい言葉をかけて下さった昔の仲間が…励ましてくれてありがとう。
そして、忘れられない理由が、この舞台業で培ったものが実に大きかったからだ…
まず、外面では…
私は小さい頃からフクヨカで着る服はダサいものしかなく、「私はデブの道で生きるんだ!!」と豪語していたくらいだった。しかし、宝塚と出逢い、自分が舞台に立つ身になったことで、宝塚と出逢ってから初舞台を踏むまでに約20キロのダイエットに成功!!
また、内面では…
引っ込み思案だった私が、人前で何かをするという度胸がついたし、自分自身を表現することが出来るようになった。
そして、こだわりをもって一所懸命に努力する大切さも学ぶことが出来た。さらには、本当にありがたいことに、人から誉められる嬉しさをも幾度も味わえた。
それだけで、充分に幸せだ。
だから、私の人生において決して無駄ではなかった。それは、劇団業を通しての出会いも同じである。
劇団で一緒にお稽古した仲間には正直、嫌な別れ方をした人もいる。というか、もうほとんどの仲間とは連絡がつかない状態だが、全ての出会いがあったからこそ今の自分がいる。
宝塚との出会い、舞台を通して様々な方々との出会い、全ての出会いに心から感謝したい。
今、改めて思うことは、
「一所懸命に努力をすれば、意味のないことなんてこの世にはない」
「出来るだけ若いうちに、沢山の経験をし、何でもいいから一所懸命に打ち込むべし!!」
これが30歳を目前にした私なりの人生教訓だ。
これまで述べてきた舞台の思い出を胸に、これからの人生をしっかりと歩んでいきたい。
一人の人間として、母として。
さぁ!4月から仕事復帰だ!!
本当に最後の最後に…φ(.. )
約1ヶ月にわたり更新してきました、私の舞台業の自叙伝。最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました。自分の記憶と私個人の視点や独自の世界観で書かせていただいたので、なかなか伝わりにくかったり、「何だよ、結局は自己満足かよ。単なる自慢話じゃん」と思った内容も多々あったとは思います。読んで下さった皆様の価値観によっても捉え方は様々だとは思います。ですが、私が誰にも負けないくらいの気持ちで舞台業に臨んでいた!!と理解を示していただけたなら幸いです。
そして、更に欲を言えば、読んで下さった方のお一人にでも、何かの後押しになれていれば…こんなに嬉しいことはありません。読んで下さった全ての皆様に感謝いたします。そして、皆様の幸せを祈っております。
今後は、頻繁には更新できませんが、家族メインの内容でアップしていきたいと思いますので、よろしかったら、引き続きよろしくお願いします。
完結☆⌒(*^∇゜)v
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