インフルエンザになってからは初めての上京。
この日は、スタッフさんとの打ち合わせ。
当日のスタッフさん、音さん、私で軽く打ち合わせをし、あとは当日の場当たり、ゲネでということになった。
また、この日から会場にチラシを置いてもらうことに(≧▽≦)
ホールを後にし、私達は練馬に向かった。
この日は、スタッフさんとの打ち合わせ以外に同じ宝塚風劇団の公演があり、その観劇も兼ねていた。
とても勉強になった。
と同時に早くお稽古がしたくてたまらなかった!!
残り一ヶ月を切り、通し稽古が続いた。
今だから言えるが、ちょうどこの頃…娘役の子に突然相談された…
「私、本当は辞めたいんです。」
私は慌てて止めた


すると、彼女は、
「わかってます。すいません。最後まで頑張ります。」
心臓が止まるかと思った。
しかし、私は自分を責めた…
私は、自分でも初めての娘役だった為、自分のことでいっぱいいっぱいだった。
そのせいで、他の娘役を気にかけることが出来なかった。もっと日頃から話を聞いて
あげていれば…同じ娘役のなのに、髪飾りの進み具合など、もっとよく面倒を見てあげていれば…
娘役の一番上の物として、いや…劇団を運営する側として、舞台自体が初めてで、何もわからない団員にノウハウを教えるのは当然なのに…
もし、わからないなら質問してくるだろう…というスタンスだった。
しかも、彼女達は宝塚をあまり知らなかった、だから娘役の髪飾りの作り方は全くの無知…。
本番直前にその事に気づかされたのだった。
本番一週間前、私は娘役に最低限ではあったが、髪飾りの土台を作った。あとは、本番までに自分流に飾りを縫い付けてもらった。
何とか本番に間に合った


そして、本番前日。
私はいつも通り、午前中は仕事。午後は家に帰って支度をして、夕方、東京に向かった。
その日は、音さんと劇場近くのビジネスホテルに宿泊。近くのお弁当屋さんに翌日のスタッフ分のお弁当を頼み、宿に向かった。
その夜は、音さんの部屋でせっせと衣裳作りだった


あっという間に午前1時を過ぎていた。
実は音さん、他の団員の衣裳作りも担当していた。
私も少しだけお手伝いしたが、あまりの眠気に…自分の部屋に戻り、就寝。
そして、とうとう私の人生最後の舞台となる日がやってきた…

写真は、髪飾りの一部です。
これは、倖田來未ちゃんが歌番組に出ていた時のヘアスタイルをヒントに作りました

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