今回は昨日の続きとなります。良かったらチェックしてみて下さい。

https://ameblo.jp/masatolevel3/entry-12841319123.html

 

買収劇 2020年3月物言う株主で有名なヘッジファンドのエリオット・マネジメント社がTwitter社の株式を購入して、

 

「ドーシー氏の辞任を要求する」

 

理由は業績が悪いから。売上は順調に伸びてましたが、上場当初は赤字が続いてました。最近は黒字が出てましたが、他のAmazonや特に同じSNS企業のFacebookと比べて株価は大きく見劣りします。それで物言う株主が、企業価値を上げるために退任を要求しました。

 

 

 

 あと、ドーシーはスクエアのCEOも兼務してて、さらに最近は暗号資産やブロックチェーンに興味持ってたり、

 

「アフリカに行ってくる」

 

 

と、半年ほどアフリカ滞在を計画したりと。元々この人は色んな事に興味がある人で、Twitterで初めてCEOになったも18時で帰って「好きなジーンズメーカーで働きたい」と、ファッションスクールに行ってたみたいです。結局はこの時タイミングはせず、エリオットのパートナーである人物をTwitterの取締役会に送ることで終わりました。

 

 2021年2月Twitterは新機能を発表、

 

「スーパーフォローズと呼ばれるサブスクサービスのようなもので、ユーザーが特定のアカウントにお金を払ってフォローすると、限定コンテンツが見られるというものです」

「これで売り上げを4年間で倍にします」

 

この後株価は高騰、しかし結局ドーシーは11月にCEOを退任、後任にはCTOのパラグ・アグラワルが就任しました。この辺から顔を出してきたのが、テスラ、スペースⅩ、CEOのイーロン・マスク。ドーシーを支持していたマスクは新CEOあまりよく思わなかったみたいです。

 

 その後、年が明けた2022年1月31日からマスクは徐々にTwitterの株式を購入、3月14日には5%を確保。4月4日にSECに大量保有報告書が公開されて9.2%の株式が購入されていることが判明してTwitter内で大きな騒動に。それでアグラワルはTwitterで、

 

「ここ数週間マスクと話して、彼はTwitterの取締役会に大きな価値をもたらしてくれると確信した」

 

しかし就任当日の朝になって、

 

「やっぱり辞退します」

 

14日になるとマスクは

 

「1株54.2ドルでTwitter社を買収する」

「Twitterが世界中で自由な言論のプラットフォームになると思う、しかしこのままでは発展も社会的要請にも応えることは難しい、生まれ変わる必要がある」

 

要は、1取締役ではなく完全に会社を掌握する必要があると判断したようです。4月25日Twitterは440億ドル、日本円で約5.6兆円で買収する案で合意しました。順調に話が進みましたが5月13日1時保留に。7月8日に買収を解除しようとしていることが明らかに。

 

「スパム数が気になる」

 

これにキレたTwitter社が裁判所に提訴。10月4日マスクは当初と同じ額で再度買収提案をしました。それで借入やテスラ株の担保にした融資や新株発行などで資金調達。10月27日に買収されてTwitter社は上場廃止となりました。しかし、ここからまた混乱が始まります。

 

 

また明日も紹介しますので、良かったらチェックしてみて下さい。

 

 

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