今回は人気の高配当ETFが分割されて買いやい金額になりましたので、その【1489】「NEXT FUNDS 日経高配当50ETF」について紹介します。本ETFは日経平均の構成銘柄の中から高配当の銘柄に分散投資できるETFとなっており、分配金利回りが足元3.6%、過去の平均だと4.2%と高利回りのところも人気となっています。今回30分割され、2000円程度となり買いやすくなりました。

 

 本ETFは日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される、配当利回りウェイト方式の株価指数で、日経平均高配当株50指数の連動を目指すETFで、新NISAの成長投資枠の対象となっています。組入れセクターは銀行、卸売り、情報通信、電気、保険などで全銘柄が公開されていますので、個別株選びの参考にもなると思います。上位銘柄を紹介しますと、

 

【9107】川崎汽船

【9104】商船三井

【2914】日本タバコ産業

【5401】日本製鉄

【9101】日本郵船

【9434】ソフトバンク

【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ

【1605】INPEX

【8411】みずほフィナンシャルグループ

【8316】三井住友フィナンシャルグループ

 

が上位10銘柄となります。比率見てもバランスよく組み入れられてると言えます。どんな銘柄があるのかご覧頂いて、個別銘柄で気になるものがあれば、利回り、業績、チャートなどを見るといいと思います。個人的にも良い銘柄が入ってる印象です。投資を検討される際は、交付目目論見書を確認して、どういった商品なのか、ファンドの目的、ファンドの特色、投資方針、投資制限、分配方針、リスクなど、確認すると良いと思います。信託報酬は0.308%、アメリカのETF、日経平均の連動型のETFと比較すると高めですのでその点はご注意して下さい。


 パフォーマンスも魅力で、昨年からのチャートを見ますとNEXTファンツ日経高配当50ETF【1489】日経平均、TOPIXより相対的に強いことが分かると思います。もちろん期間、比較対象にもよって異なりますが、個人的には、アメリカ株、オルカンなども持って、本ETFもポートフォリオを組む上で選択肢となり得ると感じます。また、最近分割もあり、2000円程度から投資できるようになったことは嬉しいニュースだと思い今回紹介をしました。

 

 

 このETFのポイントとして、高配当の銘柄に分散投資できるというメリット、分配金利回りが足元3.6%、過去平均で4.2%の利回りを持ってるのは良いポイントだと思います。直近のぱフォーマンスもポートフォリオの一角に加える優位性も見込めるて、良いポイントだと思います。一方で、コスト面では高めですので、投資の方針、コストへの考え方を加味してチェックして頂ければと思います。