2024年に入り新NISAがスタートし、新規口座開設数がとても増え、証券会社、投資家に大きな影響を与えています。楽天証券の場合は2024年に入って新規口座開設数が前年同期費で約3倍に伸びていいます。そんな中、楽天は投資信託のラインナップを続々と増やしています。今回は新NISAのポートフォリオの一部に是非取り入れたい「楽天NASDAQ100」について紹介します。

 

 「楽天NASDAQ100」はNASDAQ100指数に連動する投資成果を目指すファンドとなっています。設定日は2024年1月30日です。NASDAQ100指数とは、「NASDAQ市場に上場している銘柄の中から金融銘柄を除いた時価総額上位100銘柄で構成されている株価指数」です。アメリカ中心のハイテク企業、上位100社に集中投資できる指数と言えます。過去10年で見るとNASDAQ100は売上高成長率、利益成長率、配当成長率の全てにおいて、S&P500指数より高い成長性を出しているデータもあります。NASDAQ100指数の組み入れ上位銘柄は世界を代表するテックカンパニーが連ねています。

  • 【APPL】アップル
  • 【MSFT】マイクロソフト
  • 【AMZM】アマゾン
  • 【MVDA】エヌビディア
  • 【AVGO】ブロードコム
  • 【METS】メタ・プラットフォームズ
  • 【TSLA】テスラ
  • 【GOOGL】アルファベット
  • 【COST】コストコホールセール

 去年2023年の相場をリードした「マグニフィセント7」と呼ばれる大型7銘柄が入っているだけでなく、生成AIやDX関連という中期的なテーマなど、今後高成長しそうなハイテク株にもまとめて投資ができるNASFAQ100はNISAの一角に入れる価値があると思います。時価総額が高い企業が競争力を増している中で「マグニフィセント7」に投資をする優位性もあると考えますし、イノベーションと成長牽引する研究開発への投資額というのもアメリカは世界第1位の規模を保っていて、研究開発費や特許も多くお金が集まりやすいのは続くと考えます。ハイテク株もポートフォリオに入れたいと考えている方は、低コスト、NASDAQ100指数に投資をできる「楽天NASDAQ100」は選択肢に入れていいと思います。

 

 「楽天NASDAQ100」の優位性はコストで、業界最低水準の運用コストを目指すインデックスファンド「楽天プラスシリーズ」の1つになっていて、信託報酬率が年0.198%となっています。他と比べると、NASDAQ100のETFとして有名なアメリカのET「QQQ」は0.2%となっています。日本の他の商品と比べると「ニッセイNASDAQ100」が0.2035%「iFreeNEXT NASDAQ100」が0.495%「eMAXIS NASDAQ100」が0.44%と、業界最低水準です。内容がほぼ同じ商品で、一番安い「楽天NASDAQ100」は新NISAに入れる上で、成長に投資しるポートフォリオの一角に入れるのは良いと考えます。但し、NASDAQ100はボラティリティが高くリスクが大きい商品であることは念頭において検討をすれば良いと思います。

 

 新NISAの影響で証券会社も魅力的なファンドたくさん出してくれると投資家としてはメリットがあります。引き続きいいファンドがあれば紹介していきたいと思います。