今回はトマス・J・スタンリーさん著書『1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました』について紹介します。本書はタイトルのままですが、たくさんの億万長者に話を聞き、資産として最低でも1億円は持ってるお金持ち、著者のスタンリーさんの友達だけでなく、人工統計学の専門家が監修し、アメリカ中のいろんなタイプのお金持ちを調査した、という面白い試みの本です。本書の結論ですが、

 

「億万長者1371人のライフスタイルやらお金持ちになった秘訣やらを調査してみたら、、、その実態がめちゃくちゃ意外だった、一般的にイメージするお金持ちの姿と全然違う、それが調査の結果であり、本書の結論です」

 

 普通は、お金持ちと言われイメージするのは学生時代からトップクラスに頭が良く、その頭脳を生かして大成功、高級タワーマンションに住んで、峰不二子のような美人を奥さんにして、値段も見ずに買い物をして、常に新品のものを身につけている、そんなヒルズ族をイメージします。しかし、実際全然そうじゃなく、本書曰く真逆。真の億万長者は一般人と見分けがつかないぐらいごく普通で、誰でも真似できそうな感じです。

 

 億万長者のライフスタイル、成功の秘訣が誰でも真似できるような普通のことばかりならば、真似して億万長者になってしまおう、貧困に苦しむ貧しい国生まれだった厳しいけど、幸運にも富裕層が生まれやすい先進国に生まれた我々にならチャンスある、1億円以上貯めるぐらいのお金持ちだったら、億万長者のライフスタイルを真似すれば誰でもなれる、というのが本性の主張です。

 

 「誰でも1億円」と「そんな怪しい情報商材でもそこまで派手なこと言わないぞ」と思うかもしれませんが、ここは一旦飲み込み、ベストセラーに書いてあることですし、食わず嫌いで1億円を逃したら悲しいので、本書の調査結果を一旦鵜呑みにしちゃおうということで、ざっくり1億円を貯めるための鉄則5か条としてまとめてみました。

 

1億円を貯めるための鉄則5カ条 先に鉄則5か条を言うと、

  1. 伊藤あさことを結婚しろ
  2. 東大に行くな
  3. コストコで楽天カードを使え
  4. 古い家を買え
  5. サラリーマンをやめろ

 以上の5つ。なかなか謎な鉄則ですが、その鉄則の補足説明を入れながら紹介していこうと思います。

 

①いとうあさこと結婚しろ まず1つ目、一番謎ですが「いとうあさこと結婚しろ」という鉄則から始めさせていただきます。まず大前提として、本書の調査結果のままに行動に移すとすれば、結婚は必須。億万長者の92%、ほぼ全員が結婚してました。ここまではいいとして、ここからが大事、真の億万長者は「結婚する相手を見た目で選ぼうとしない」そんな傾向が分かったんです。見た目じゃなく「思いやりがあるかどうか」「愛情深いかどうか」そんな基準で選んでる人が圧倒的に多かった。

 

 これは、お金持ちになる成功者は大きな仕事をしてます。仕事における精神的プレッシャーがエグく、そのエグい精神的プレッシャーを癒してくれるパートナーを求めている。また、お金持ちならでは、投資家のような考え方も関係します。投資家的思考を持つ億万長者は基本的に今後価値が下がっていくものに投資しようとしません。パートナーの「見た目」「美しさ」「外見的な価値」は悲しいですが、老化によって必ず落ちていくものです。価値が下がるのを嫌う、億万長者がそそらない、一方で「人柄」「そこから生まれる関係性」は逆です。一緒に過ごす月日が長いほどに「かけがえのない価値を生み出していくもの」なのでお金持ちは見た目より、思いやり・愛情深さみたいな人柄を重視する傾向にあります。

 

 なのでお金持ちになりたいのであれば、いわゆる港区女子そんなパートナーは絶対ダメ。憧れる気持ち、男の欲望、男の夢は分かりますが、一旦諦めましょう。じゃあどうすればいいんだ、私が出した結論は「いとうあさこ」です。53歳にして女性芸人の最前線を突っ走り、老若男女から愛される「いとうあさこ」さんしかいません。本書曰く、お金持ちが選ぶ結婚相手は、顔とかスタイル関係なく「気立てが良く」「思いやりがあり」「知的でどことなく気品が感じられる」そんな人です。この条件を聞いて誰が思い浮かぶ人は「いとうあさこ」一択、それ以外誰も思い浮かべませんでした。

 

また明日も紹介しますので、良かったらチェックしてみて下さい。

 

 

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