20240623  at  東京東村山・すなふきん

「  いなのとひら・のとこば と

               川口真由美  すぺしゃる・らいぶ  」


久しぶりのよう子ちゃんのお店。

なんだかんだの営業熱心、研究熱心なよう子ちゃんだから、いろんなところでよく出くわす、だからあんまり久しぶりって感じもしないなぁ…  それでも年末のよしこさん20周年記念ライブ以来だから、半年ぶりか。

そう、そのよしこさんのライブにゲストで出た時、よう子ちゃんとの間で、ひさしぶりのすなふきん出演が初夏と決まった〜 


この日、お客さんは少なめだったけれど、遠く大阪から、千葉成田から、埼玉から、足立区から、地元東村山から……バラエティに富んだ顔ぶれでありがたい…ありがとうございました。



先攻・真由の選曲は前夜とは少し変化をつけ、最新アルバム〜俺も数曲参加した4枚目のアルバムに収録されてた「私の愛した街」からスタート。自由を求める若者の平穏なデモに英国軍隊が突入し14人もの死者を出した「血の日曜日事件」をテーマに作られたという歌。んでもね、シンプルなメロディと街の情景をスケッチされたその歌詞からややもすると気づかずに聴いてしまう、そんな唄。






「川口真由美」というとどうしてもプロテスト・ソング・シンガーなイメージに思われがちだけど、決して「そっち」方面だけのシンガーではないのです。バラードやラブソング、フォークソングだって、シャンソンだって、ブルースだって、勿論ロックだって……なんだって歌える、歌いこなせるすんごい奴なのです。ただ人より少し強く平和や反核、人権……自分の信念に強いこだわりを持つ、曲がったことの嫌いな正直なだけの奴なんです。

そして、「No War」やら、「No Nukes」やら、「Love & Peace」のTシャツを着て、形だけの反体制を気取るメジャーもどきなアーティストとは訳が違うのです……(笑)





反戦や反核、反体制を商売にするのではなく、心底平和を願い、自由を大切に考え、人を信じ、闘争や紛争の真っ只中にも自ら翔び込む、そして広く音楽全般を愛するひとりの女性なのです…

ともあれ、この日も真由は力一杯、「苦いコーヒーと甘いディーツ」、「私の道」、「ケサラ」……1時間を越える熱唱でした。

真由との付き合いも長いピアニスト・加集ちゃんが概ね曲の流れを弾いてくれるから、ギターとしては割と乗っかりやすく、この日も「歌」を活かす演奏が出来たんじゃないかな〜と思う(笑)。ま、前夜もそうだし、この夜もそう、いずれにしても、お客様の皆さんは、「 真由の歌とそのパフォーマンス 」だけをお目当てに来てる訳だけれどねぇ…(笑)


そんな真由のCDはこちらでお買い上げになれますよ〜!!






そして、やって来た俺たちの出番。

この日の選曲は木場ちゃんが担当。手慣れた感じのかたい布陣だったなぁ、久しぶりのすなふきんだったからかな…


テーマ 〜 反戦歌(short  ver.)

お任せください

ありがとう

ガンバレ!ニッポン!!

赤坂 自民亭

嘘つき

本当に大事なこと

岸田内閣総理大臣

みんなの唄 〜 テーマ



やっぱり長くなっちゃったね〜、MCを少なくすれば1時間で収まるでしょ、なんて思ってたけど、やっぱりついつい話出しちゃう…悪い癖…  真由、ごめん…



新しい曲がないのは自分的になんだかなぁ…って感じ。去年の秋に2曲作って以来ご無沙汰だぁ、その前もずいぶんと出来なかったし…  作ろう!って気持ちを上げてかないとだめだな…  世の中、題材には事欠かないのだから。それでもこの夜のお客さんたちに満足して頂けたようでした。


写真は、春ちゃんや旦那さん、KATOさん、薮さんに頂きました。どうもありがとうございました。


6月ライブは、これでおしまい。来週はゆっくり出来ます(笑)多分…



7月は、まず七夕、7日に千葉県成田の空港反対同盟さんの「農楽まつり」にお呼ばれ、第3日曜日は大阪から昔馴染みの「鎌倉研さん」を呼んでツーマン。そして28日は群馬東吾妻町「リバードアー」となっております。皆様、是非是非〜!!