20221111  at   東吾妻町コンベンションホール

爽やかな秋の空、朝5時に家を出て木場ちゃんを拾ってから、平野さんとの待ち合わせ場所、関越道練馬入り口近くで6時半に合流。いつものように平野号に乗り込み、向かうは「  群馬県 東吾妻町  」。

待ち合わせ場所から約130キロ、東京からそれほど遠くもない東吾妻町あたりは紅葉もはじまり、素敵な景色。今回は、障がい者就労施設の交流会で演奏。

このコンベンションホール、外観はお城をかたどり、それでいて中は近代的、400人以上収容のホール。
今年は、2月に某労働組合の全国会議で飯田橋の「 ベルサール飯田橋ファースト 」という500名収容のホール、そして9月は、日音協さんのイベントで水戸のやっぱり同じくらい収容出来る「 ヒロサワシティ小ホール 」というところでも演らせて頂いてるけれど、「  群馬県だ、田舎だ  」などと小馬鹿にすることなかれ、東京にも茨城にも全く引けを取らない山の中の素敵なホールでした。
なにせここにはよそにはなかった控室にトイレまでついてたもんね。

ただ音響設備は俺たちの自前、そりゃそうだ、大抵のホールには音楽的PAは常備していない…  今回は自前の簡易的な設備で出した音が少し頼りなかったけれど、ホールに常備されているPAで少し増幅して下さったので、ストレスなく演奏出来ました。(自前の音響とは言っても、勿論そこは、いつも通りに平野さんと木場ちゃん任せなのだが… )
そんなこんなの準備も含めて、朝9時にホール入り、午前中には準備、リハも終えて、午後12時半開演。2部構成でこんな献立でした。

1部
テーマ 〜 無関心
北の王様
our song 〜 反戦歌
そーてーがい
節分

2部
テーマ 〜 お願い、神様
蔓延防止等重点措置
嘘つき
内閣総理大臣
多数決
みんなの唄 〜 テーマ

アンコール
B・A・K・A 〜 テーマ

今回のライブは障がい者就労施設の交流会、お客さんは障がいを持つ大人の方と、施設の関係者で約100名くらいだったかな、お客さんとは距離のあるホール・ライブ、しかも障がいを持つ方々が大半とあって、戸惑いつつの1部でしたが、手拍子を頂いたり、2部になると一緒に口ずさんでくれる人や、アンコールに至っては振り付けまで皆さんに付き合って頂けて、いつものように盛り上がりましたよ(笑)
5年ぶりの東吾妻町、前回お呼ばれした時は、東吾妻町のイベント「  岩櫃文化祭  」…所謂町を上げてのイベント…   群馬といえばかの自民党さんが力を持つ地域。たくさん来て頂いたお客さんも俺たちの唄を聴いて静まり返ってた…   んでもね、今回はある程度、限定されたお客さん、俺たちがどんな唄を唄っているかも少しは事前に知っておられたのか問題なく盛り上がりました(笑)

ライブ終了後は、翌日のライブ会場「 River  Door  」にご挨拶、オーナーマスターの畑山さんと旧交を暖めてから、この日の宿でゆっくりと温泉に浸かりました。
俺たちのいつものツアーは、大抵一泊2日で前夜東京を出発、到着したその午後にまずライブひとつ目、そして急いで移動してふたつ目のライブ、夜遅くまで打ち上げた後、一泊してよくお昼過ぎに3つ目のライブ、それを終えると打ち上げもそこそこに帰路へと向かう…    んでも今回はちゃんと事前にギャラあり、顎、枕付き、ライブのスケジュールも緩めだったんで、珍しく温泉宿などでゆっくり出来ましたよ、お誘い頂いた渡辺武様には感謝です。