こんにちは!
今日は半年以上待った映画を見に行きましたおねがい

それが、
『20センチュリー・ウーマン』
という映画です!!

とても素晴らしい映画だったので、ネタバレにならない程度に紹介したいと思いますキラキラ


あっ、恋愛系のか!

そういう系の映画か!

と思いますが、

全く誰とも恋愛関係になりません。

思春期ボーイのひと夏の出来事を描いています。

甘くてスパイスな恋愛映画ではなく、

思春期の男の子が二人の女性を通して、性やセックスや愛について考えさせながら成長していく物語です。


本作は1970年代後半の夏を舞台にしていて、

アネット・ベニング演じるドロシア(シングルマザー)と、ルーカス・ジェイド・ズマン演じるジェイミー(高校1年生の15歳)の親子としての関係が、ジェイミーの思春期真っ只中ということもあり、ギクシャクしてしまうことからはじまります。
いくら息子ジェイミーを愛していても、高齢出産で既に55歳?くらい年老いた母親なので、思春期真っ只中のジェイミーの価値や思考についていけなくなるです。

なんでも寛容に息子を受け入れるのですが、

それでもやっぱり母親。

息子のことが気になるし、

母親としてちゃんと子育てしたいドロシアは、

ご近所でジェイミーと幼なじみのエル・ファニング演じるジュリーと、

ルームシェアしている写真家のグレタ・ガーウィグ演じるアビー

息子のことを面倒見てやってほしい。
と相談するのです。

そもそも、

"タバコが粋であった"という
母親には母親の時代にあった価値観と、

"タバコは毒だ"という
息子には息子の価値観がある時代では、

どうしても親子で擦れが生じるし、それをお互いあまり話さないところがまた歯痒いところで、それを仲介役として相談に乗ってくれているのが、ジュリーとアビーなのです。

アビーからは、
音楽や芸術や女性の部分について、色々教えて貰います。

ジュリーからは、
愛や性について色々と学びます。
ジェイミーはジュリーのことが好きだけど、一歩踏み出せず仲良いただ一緒に寝るだけ(セックス抜き)の関係となってしまったのがまた歯痒いのですが、
確かにセックスすれば友情は終わるのも納得できます(笑)

また年上の男から性を教わらなかったのがとても良かったところで、年上のお姉さま方に性や愛のことを学んでいるので、同学年の友達より女性目線で性や愛を語れるのですね。

その経験によってイカせ自慢してきた友達を
怒らせたこのシーンは笑えました。

結構具体的な言葉で、18禁になってもおかしくない下ネタ用語で友達を嘲笑うシーンはかなり笑えます!

これに対しアビーは、
セックスについて語る人に対してあまり批判するようなこと言うと反感買うからやめときな!的なアドバイスをするのですが、さすがアビー姉さん!さすがですなーっと僕的に感心しました。(笑)

アビー、ジュリーの二人から多くを学ぶジェイミーですが、あまりにも性について過激に学び過ぎていることが母親の目に止まり、彼女らに嫌悪感を抱きながら、またしてもジェイミーとギクシャクした歯痒い関係となってしまいます。

母親としては、
"まともな大人になってほしい"
そんな願望があるんでしょうね。

過保護にはなりたくないけど、
やっぱり自分の息子は気になる

そんな歯痒い母親の愛も本作では伝わります。

女性的な事を教えてくれるアビー、ジュリーの二人のお姉さまを通して、男として成長していくジェイミーの様子が気になる方は是非見に行ってみてください!

役者全員の演技力が凄いです!

マイク・ミルズ監督の最新作で、
代表的な作品は「人生はビギナーズ」という作品で、今作も何個かアカデミー賞ノミネートしている素晴らしい作品です。
街並みや登場人物のファッション、また木漏れ日や音楽の使い方がとてもお洒落で、当時の映像も合わせて映像にしていることから、1970年代のリアリティーさや温もり感、質感が伝わってくる作品で、映像だけでもとても満足する映画です。

普通のラブロマンス系の映画より、物凄く性につてリアリティーがあって、共感したり色々と思い返す部分があってとても良い映画ですキラキラ

興味出てきた方、
良かったら↓の予告編見てみて下さい♪


それでは、グッバイ!


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