3ヶ月ぶりのブログ更新です…。
さて。45歳からのアクターズスタジオ第3回公演『ストロベリーセブン!』を観てまいりました!
すっごく良かった!
あらすじは、本家HP を参照していただくとして(手抜き)。
舞台となる喫茶店の雰囲気と相まって、とても優しいお話でした。
特に、擬似裁判の弁護士役になったお母さん。彼女が弁護士をやるというのが、意味深いな~と思いました。
というのも、4児の母って設定がでてきてるの、彼女だけなんですよね。
パン屋のおかみさんも、警備員の女性も、子供がいてもおかしくはないんですけど、弁護士役の彼女は全面的に「母!」を感じました。
だからこそ彼女は、誠二をほっとけなかったんじゃないかな。と思うのです。
なりゆきで始めた裁判の、なりゆきでなった弁護士役ですけど、彼女は誠二(被告人)に対して母の目線で見て、心配していたんじゃないかと思うのです。
キャラクター自体は、ものっそサバサバして男勝りなんですけれども。
そして、いきなりネタバレ的な話をしますけど、喫茶店の元・マスターのシロウさん(どんな字?)
シロウさんは…、もしかしたら自分の死期を悟っていたんじゃないのかな?と思いました。
もちろん「急性ナントカカントカ」ですから、予期せぬ死だったのでしょうけど、虫の知らせみたいなのがあったのかもしれない。
お酒大好き煙草大好きな人だから、ずっと彼女(現マスター)の傍には居れないって思ったのかもしれない。
だからこそ誠二に託したんじゃないでしょうか。
自分がいなくなって。
もしも彼女が、まだこの店を守っていたら。
どうか、彼女の幸せを見守ってほしい。
でも、そうストレートに言うのは気恥ずかしいので、プリンのレシピに想いを託して。
人が人を想う。
優しさ。
そんな気持ちがいっぱいに溢れてる舞台でした。
他にも、今のマスターをずっと見守ってるパン屋のおかみさん。
ウエイトレスの真美さん。(真美さん、めっちゃ可愛い!!!!)
常連さんたち。
…いいなぁ…。めっちゃ好きだ。
語弊があることを承知で、あえて書きますが。
久しぶりに、あやせがめっちゃ好きな松本テイストの作品が観れました!!!!!!
エピローグの「有罪の苺が七つ」のエピソードも可愛かったです(*^-^*)
あと。忘れちゃいけない人がいますね。
桐野誠二役の妹尾さん、素敵でした。
切なさと優しさを同時に内包する誠二という役は、妹尾さんならではですね。
純朴で温かいキャラクターでした。リアル岡山弁に死ぬほどトキメキました(真顔)
甘くてほろ苦い、人生そのもの。
観にいけて良かったなぁ、と思える舞台でした。
あやせも、45歳になったらアクターズスタジオ入ります。それまで続けてくださいねー(笑)