今月観たものは、今月中に上げないと~……;

ということで、ほんっとすみません。もうかれこれ一月はたとうとしてますが、O-MATSURI企画merrymakerさんの『猫丸先輩の演劇』を観てきました;



☆えっと、公演終了してますが、ネタバレするのでDVDを楽しみに待ってるわ!!て人は、この先読まないでください(笑)☆



全体的は感想はと言うと…;

今回、小説原作だからというのもあるんでしょうか…、台詞量がとにかく膨大な印象でした。


その膨大な台詞を、役者陣はとにかく早口でまくしたてるので;40分くらいすると聞き疲れてしまいました;


ボケツッコミなんかも間髪入れずに繰り返されるので、もうちょっと間が欲しいな…とか緩急が欲しいな…とか思いました;


あやせも歳をとったってことですかね…;2時間、このテンションは辛いな~…と思ってしまいました。


でもですね。ダンスシーンはすごく好きでした!


OPダンスはプロローグみたいな構成になっていて、観ていてワクワクしましたよ♪


5人1役の猫丸先輩sのパート、そのドセンターで踊っている椎名さんが、めっさかっこよかったです!!!


「猫の日の事件」のダンスも楽しくて好き♪


ハピちゃん可愛いよ…ハピちゃんvvv


どう見てもいけすかない猫なのに、手の動きとかが妙に可愛いのですよ(笑)


(ついてないけど)猫耳が見えましたよ(笑)<くそう、錦糸町のプレイボーイめ…。


さて今回、オムニバス形式でいくつかのエピソードがありまして。


客演されている6番シードの土屋さんと椎名さんが、どあたまと、すべてのエピソードを集約するラストエピソードを担当されてました。


椎名さんが猫丸先輩役(主役!)。土屋さんが後輩の「ぼく」役。この「ぼく」と言う役がね、くせものでした(笑)


観る前は、狂言回しみたいな役なのかな?と予想してました(一人称小説みたいな描き方をするのかな?って)


ところが、そうでもない。かといって、八木沢さんのようなキャラクターとしての確固とした立ち位置もない(ように感じた)


これだけ前にでてるのに、なにか存在が掴みきれない、不思議な感じ。(名前が出てこないというだけで、これだけ違和感を感じるものなんですね)


なので、最後の最後、名前が出てきて真犯人とわかった時は、すごく納得しました。


そして、「猫丸先輩」という一人のキャラを5人の役者が演じたり、本役の他に何役も兼任したりする手法も一種の「惑わし」なのか!と思った時は、あ~やられた(笑)と思いました(^^)

演劇ならではの目くらましですね。


ぼく=佐々木淳=真犯人


の図式が成立した時、パズルのピースが、ぱすっ!とはまったような感覚がしました。


しかも、「佐々木淳」という存在は原作者様のもうひとつの名前でもあったのですね。(パンフ見て知ったのですが。不勉強ですみません)


キャラクターたちの中にいまいち溶け込めてない違和感は、それもあったのかな~と思いました。作者の分身ならキャラクターと一線画してても無理もないですよね。


そしてね。ラストエピソードの猫丸先輩(椎名さん)と佐々木淳(土屋さん)のやりとりが、超絶かっこよかったです!


猫丸先輩「向かいのホームだ!僕はここにいる!」


の台詞、かっこよさのあまり痺れました!!!心の中で悶絶してました!!(苦笑)


その言葉を受けて、惹かれるようにホームへ一歩踏み出す佐々木淳の表情が、これまたすごく良くて、大好きでした!!!


しいなさんの猫丸先輩は、飄々としていて、でも締めるところは締めてかっこよくて…あ~もう素敵…(悶絶)

マダムあのんも素敵(だからそんな役名はないよ。)


とにもかくにも、6Cのお2人が表の主役とミステリーでの真の主役(犯人)を演じるという、たいへんおいしい作品でした。


次回は、6C本公演『ドライビングエンゼルフィッシュ』ですねv


メリーさんのオリジナル作品も、また観たいです(^^)


【観劇記録】

3月3日・5日~7日