人生はどんどん高望みするのが正解！

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身の丈に合った、という言葉があります。

自分にふさわしい程度を知り、出過ぎた真似をしない、

という意味なんだけど。

分をわきまえる、身の程を知る、と言い換えることもできます。

みんながこの言葉をどう捉えているかわからないけど、

「身の丈に合ったことをするべきだ」

「身の丈に合った生き方が正しい」

そんな使い方をよく見かけるんです。

洋服でもなんでも、自分に合ってないと不快だから、

言いたいことはわかります。

でも、ひとりさん自身は身の丈なんて考えたこともないんです。

もちろん、人にそれを押し付けたこともありません。

というか、身の丈なんて、

いちいち意識する必要もないと思うんだよ。

そもそも、人は身の丈に合った生き方しか

できないものだからね。

自分は自分でしかないし、

いまの自分の実力以上にはなりようがない。

身の丈に合った生き方が正しいもなにも、

それしかできないでしょ？

議論するまでもないよね。

跳び箱だって、跳ぶ前から「俺は何段跳べるだろう？」

なんて考えても意味がないの。

5段が自分の実力だと予想しても、

やってみたら7段跳べることもあるだろうし、

その反対に3段しか跳べない場合もある。

実際に跳んでみなきゃ、本当の実力はわかりません。

やる前から自分の身の丈を気にするのって、

それと同じだよな。

いちいち身の丈なんて気にしなくたって、

いまの自分が、身の丈そのものなんです。わかるかい？

でね、行動してみて自分の実力、身の丈がわかったからって、

それが自分の限界だと決めつける必要もないんです。

練習すれば、跳び箱だって結果は変わります。

はじめは5段の実力だったのが、

1 か月後には10段跳べるかもしれないよね。

回数をこなせば、なんだって上達します。

身の丈だって、生きていればどんどん変わるの。

魂は、1日、また1日と成長し続けているわけだから。

身の丈に合った暮らしを････なんて思っても、1か月後には、

身の丈そのものが違っちゃってるかもしれないよね(笑)

世の中では、高望みは悪いことのように

語られることが少なくありません。

高望みを禁じるような風潮さえある。

だけど、高望みは少しも悪いことじゃないよ。

むしろひとりさんは、高望みするべきだと思っているんです。

それが自分の好きなことなら、なおさらね。

さっき言ったように、人は練習すればするほど成長します。

そのとき、上を目指しながら挑戦する人は、

成長のスピードも上がるんだよ。

なにも考えないでただ行動するより、

そこに「上を目指す思い」が乗っかった方が、

はるかに結果が出やすくなるものだと思います。

だから、高望みはした方がいい。

高望みしないのは、自分を小さな箱のなかに

押し込めちゃうのと同じなの。

目の前の現実しか見えない囲いのなかにいると、

そのなかでしか成長できなくなります。

しかも、人間は成長するのが当たり前で、

成長することに大きな喜びを感じるんだよ。

なのにそれが妨げられると、途端に人生がつまらなくなり、

苦しくなる。

高望みしたくない人は別だけど、そうじゃない人が

高望みを禁じられるのは、

自分を押さえつけられるだけなんだよね。

考えるべきは、身の丈ではありません。

自分がどう生きたいか。
いかにして、自分の好きな道を進むか。

ここなんです。

そして、自分に合う道を見つけたら、

そこでいくらでも高望みしたらいい。

それこそ、欲しいものは一網打尽に手に入れるぐらいにね。

好きなことには情熱が持てるし、のめり込んで研磨されます。

そこに、「上へ、もっと上へ」という欲――

つまり、高望みが加わると、

それこそあなたの最高の武器になって、