私は自分が正しいと思った信条を持っている。
それに誤りがあれば素直に間違ったと認め修正する柔軟さも持ち合わせていると自称している。
だから敢えて財政政策派とぶつかることに問題にならない。
経済観のぶつかりの流れは
需要が主となる政府支出を軽視したリフレ派政策(金融緩和)は失敗に終わり、それを無理矢理に成果誇張する為に就業者数が増えたと言う。
それは人口構造による問題を正しく理解せず、認めることしないから間違い続ける。
→民主政権後から有効求人倍率が上がり、完全失業率が減ってきた。
→安倍政権誕生後、フィリップ曲線が正しく機能していない
これらの意味を理解出来ない時点でリフレ派は思考が死を迎え終わった人間達である。
そして次に出てきたのがMMTを主と持ってきた財政政策派である。
私も財政政策が必要で継続的に積み増していく考えであるが、彼らは度が過ぎている。
日本国債が自国通貨建てであるから、インフレ率2%までは積極的財政すれば良いという考えだ。
そこに過剰に豚積みにされている財政政策の弊害を問題とせずに注ぎ込め!!である。
山本太郎議員の新党の政策を見たが、これまた度が過ぎている政策のオンパレードでMMT派と合わせて綺麗なお花畑が咲いている。
MMT論というのは、
「戦争をなくすには武器をなくせば良い」
という類で、インフレ率2%まで政府支出を気にするなは
「核をなくしましょう」
という無理難題を掲げているに過ぎない。
彼等は思考停止し、問題を単純化してしまったことにある。
もはや無敵であり、豚積みの解消と同時に政府支出を上げ続ければと提案も
「自国通貨建てである日本国債であるから、そんな野暮なことを考えるな!!」
と突っ張られるだけである。
そのような花畑思考であるから、普通の日本国民からすれば馬鹿じゃね?で終わる。
政府支出をすれば良いがそれが要因で
①ジニ係数が高まる
②政府支出増加分が家計最終消費支出がリンクしない
③債務残高GDP比が下がらない
となれば、MMT派は吹き飛ぶことを理解していない。
そして彼等は上記の3点がクリア出来ると楽観思考でいるのだから性質が悪い。