私は、彼らに安倍総理は危ないと伝えてきた。しかし彼らは聞く耳すら持たず、しまいにはTPPは大丈夫だと踏んでいる。
自民党は決議したから大丈夫だもん、絶対絶対大丈夫だもんと、どっかで聞いた事あるフレーズように連呼するわけだ。
彼らの心境も分からなくもない、私も政治経済で色んなところで議論してきたが自分の主張が正しいのが大前提にある。それが崩されるというのは苦痛である。
しかし、見っとも無くなるまで反論しない。負けとなれば素直に認めるという事を心がけている。
安倍総理を信ずる保守性質は、何処かで疑い抗うべきである。全うな有権者に戻らないといけない。
さて、嫌がらせの様に今宵も強烈な一撃(記事と情報)を与えるのだが彼らは、強すぎる刺激を浴びされ続け、何も感じなくなってしまったのが、現在の保守だろう。
すでに決議なんて破られている訳だ。
1、政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2、自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標を受け入れない。
3、国民皆保険制度を守る。
4、食の安全安心の基準を守る。
5、国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
6、政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
これらが、決議(笑)であるが、まず1番目については聖域なき関税撤廃前提にある限り反対と言っているが、USTRフロマンが「特定の農産物を例外扱いするとの合意はない」」と発言している。
つまり1番目の決議が破られている。
4番目についてはBSE(牛海綿状脳症)「20カ月以下」から「30カ月以下」に拡大した。政権発足1か月後ではあるが、裏切っても良いだろう。
6番目についてはアフラックと日本郵政の提携だ。我が国の特性を踏まえられることなく米国の言う通りとなっている。
この時点で1番目と6番目が破られていることに保守性質(たち)は何ら感じなくなったのだ。
彼らになったつもりで意見すると1番目は
保守性質「TPPの内容を変えたんだ!!例外を認めるTPPはTPPじゃない!!」
6番目については
保守性質「日本郵政は何らリスク負うことなく、窓口手数料がもらえる」
とポジティブ変換してしまうのだ。これから過激となるが、保守性質は大丈夫だもん絶対絶対大丈夫だもんと言い続けるだろう。
無理すぎるポジティブ変換により、決議はまだ守れている大丈夫だもん!と言い続ける。
そして消費税増税するため内閣府は、まったく逆な調査結果を1日違いに発表する、ギャグも披露してくれる。
内閣府が10日発表した「国民生活に関する世論調査」によると、現在の生活について「満足している」「まあ満足している」と答えた人は合計で前年比3.7ポイント増の71.0%と、18年ぶりに7割台を回復した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130810-00000063-jij-soci
おお、すごいやんアベノミクス大成功ジャン!!♪
これやと消費増税出来そうジャン!!♪
だかしかしっ!!!
内閣府が9日発表した7月の消費動向調査によると、消費者心理を表す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.7ポイント低下の43.6となり、2カ月連続で悪化した。基調判断も6月の「改善している」から「改善のテンポが緩やかになっている」に下方修正した。判断を引き下げたのは2012年11月以来8カ月ぶり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130809-00000010-fsi-bus_all
1日違いで真逆な内容となっている。
どっちが正しいかは後者の「消費動向調査」だな。
つまりは消費税増税する為の材料という事だ。