こんにちは、マサトです。EAを選ぶとき、私がバックテストより先に開くのは、実際の稼働が公開されているフォワードの欄です。今回はシストレ.COMの商品ページで公開されているSydneyForexの成績を例に、買う前に確かめる欄を3つに絞って読んでみます。
ここに書く数字はすべて商品ページに出ている公開値です。取得日は10月7日時点です。
まず、何を見ているのかを決めておく
フォワードの欄は数字が多いので、先に見る場所を決めておかないと、いちばん良く見える数字だけを拾ってしまいます。私が最初に確認するのは次の欄です。
| データ期間 | 2023年9月1日から2026年10月6日 |
| 総取引数 | 1,464回 |
| 月間平均取引回数 | 38.8回 |
| 取引手法 | ナンピンマーチン |
| 最大ポジション数 | 9 |
通貨ペアはAUDCAD、AUDNZD、NZDCADの3つ、時間足はM15と表示されています。
欄その1 母数になる取引数と期間
1,464回の取引が約3年分あります。数十回の成績と違い、相場が落ち着いた月も荒れた月も混ざっているはずなので、私はこれくらいの母数があって初めて、成績の数字を読む気になります。
逆に、期間が半年に満たない、取引が数百回に届かないEAは、数字が良くても判断を保留にします。ここは好みが分かれるところなので、あくまで私の線です。
欄その2 最大ドローダウンと総利益の比
総利益は464,312、最大ドローダウンは27,811と表示されています。単位はページの表示からは読み取れませんが、同じ表の値どうしなので、割り算すれば比は出せます。27,811を464,312で割ると約6%です。
PFは1.68、勝率は73.5%です。ただ、私はこの2つを見る前に、先ほどの比を見ます。大きく勝った記録よりも、いちばん苦しかった局面が総利益に対してどれくらいだったかのほうが、続けられるかどうかに直結するからです。
なお、最大ドローダウンがどの時点の損益から計算された値なのか、ページの表示からは分かりません。目安として読んでいます。
欄その3 取引手法と損切りの欄
取引手法はナンピンマーチンで、最大ポジション数は9、最大ストップロスの欄は0と表示されています。損切りの上限を置かない形と読めます。そうした形では、勝率は高く見えやすい一方で、強いトレンドが出た局面では含み損が膨らみやすくなります。
商品ページのレビュー欄にも、強いトレンドで大きな含み損を抱えたという書き込みがあります。成績の数字の良さと、この形のリスクは別の話として、並べて読むことにしています。
この記事で見ていないこと
公開値はここまでで、先は見ていません。具体的には、使う証券会社ごとのスプレッドや約定の差、自分のロットで動かしたときの値は確認できていません。商品ページの説明にも、バックテストとフォワードには差が出ることがあると書かれています。
まとめ
買う前に確かめる欄は、取引数と期間、最大ドローダウンと総利益の比、手法と損切りの欄の3つでした。どれも商品ページを開けば同じ値を取り直せるので、私の読み方が合っているかどうかも、数字を見ながら確かめてもらえます。次回は、同じ欄を別のEAで読み比べてみます。
ここで見ている公開フォワードは、シストレ.COMの商品ページで確認できます。