先ほど地上波のテレビニュースを観ていた所、尖閣諸島に不法入国し上陸した香港の活動家の船が戻り、花飾りをかけられるなど英雄扱いされておりました。

当然憤りを感じますし、香港の活動家を母国でヒーローにしてしまった我が政府の対応のまずさに対しても怒りを覚えます。



鈴木正人!埼玉県議会議員 すーさんのブログ



ある海上保安庁筋の情報によると、今回の香港の活動家の上陸に対して首相官邸側から絶対に傷をつけるなとの指示を受けていたとの情報もあります。

これが事実だとすれば、許せません。

逮捕2日後の強制送還もそうですが、領海侵犯や不法入国など我が国に対しては、
何をしてもたいした処罰は受けないとなれば、母国でヒーローになりたがる中国人がこれからもどんどん尖閣に来ては上陸を目指す事でしょう。

日本文化チャンネル桜の動画


では、今回やむにやまれず尖閣諸島の魚釣島に上陸した地方議員などの特集番組の中で、石垣港から強制送還される香港の活動家の帰還する姿を、わざわざ海上保安庁の船の甲板を貸して中国メディアに報道させておりました。

もう、これはお人良しを超えて、頭がおかしいのではないかと思うくらい、中国メディアの宣伝を手助けしている訳で、香港の活動家が母国に帰ればヒーローになる演出まで手伝っているのです。


私もダイビングで旅することのある、人口5万人程度の親日の島国パラオでは、違法操業を取り締まっていたパラオ当局が中国漁船に発砲し、漁船に乗船していた中国人1人が死亡させ、漁船に残っていた中国人5人も拘束しております。



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人口5万人のパラオが中国と戦争をしたら、ひとたまりもないかもしれませんが、この対応が世界の常識です。領海侵犯し不法な行為をすれば拿捕され、言う事を聞かなければ発砲も受け、拘束をされれば当事国の国内法で裁かれる。

こんな当たり前の事が出来ない、戦後日本。

早く世界の常識程度の事が出来る、まともな国になっていただきたいものです。

私はデフレ不況下の増税は反対ですが、消費税増税法の件では与野党しっかり手を組んだ訳ですから、早く海上保安庁法及び領海等における外国船舶の航行に関する法律の一部を改正する法律案を可決成立していただき、まともな国に一歩でも近づいていただきたいと思います。