Just for a Day: 小林真里ブログ

Just for a Day: 小林真里ブログ

映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

『RAMEN FEVER』 Amazonプライム、U-NEXT、iTunesほか絶賛配信中!

先週まで実はアメリカ某都市に出張に行ってきました。

 

僕は、アリ・アスターのデビュー作『ヘレディタリー 継承』から

『ミッドサマー』『ボーはおそれている』

そして最新作『エディントンへようこそ』まで、

監督作すべての完全ネタバレ徹底解析

映画の公式サイトと劇場パンフレットに

寄稿させていただいた、一応エキスパートです。

 

昨年11月に、台湾の台北金馬映画祭でついに

アリと対面し、今回アメリカで、彼とようやく

ゆっくり話をすることができたのでした。

 

というのも、今彼とあるプロジェクトを進めているからなのですが、

それがなにかはいずれ明らかになる予定です!

 

 

 

北欧が誇る天才、ヨアキム・トリアー最新作、

アカデミー賞9部門にノミネートされている

珠玉の家族ドラマ

『センチメタル・バリュー』

本日封切りになりました。

 

 

公開劇場で無料配布されている

ヨアキム・トリアーにフォーカスした

「豪華なZINE」に寄稿させていただいたのですが、

ゲットされましたでしょうか?!

 

ところで、先日久々にトリアーの瑞々しい2作目

『オスロ、8月31日』をスクリーンで鑑賞したのですが、

同作と『センチメンタル・バリュー』には、

小津安二郎リスペクトのショットがまったく同じ構図で登場するので、

デ・ジャブを感じたのでした。

ぜひ、見つけてみてください!

 

そういえば、僕は一度だけヨアキムにインタビューしたことがあります。

2017年10月にニューヨーク映画祭で『テルマ』が上映されたときでして、

会うなりいきなり日本語で話しかけてきて、驚いたのですが、

非常にフランクでクレバーな超ナイスガイでした。

 

 

 

ちなみに、アカデミー賞史上最多16部門ノミネートの傑作

『罪人たち』の監督ライアン・クーグラーは、デビュー作

『フルートベール駅で』製作前にサンダンス映画祭の脚本ラボに招待され、

様々なプロフェッショナルから脚本執筆のアドバイスを受けたのですが、

その中の先生の一人が、サンダンスでちょうど『オスロ、8月31日』

が上映されていた、ヨアキム・トリアーだったそうです。

 

2025年は、そんな2人の素晴らしいマスターピースが

同時に生まれた奇跡的な1年でした。

2人ともアカデミー賞で監督賞と脚本賞にノミネートされているのですが、

監督賞はポール・トーマス・アンダーソンが堅いとはいえ、

脚本賞はライアンかヨアキム(&エスキル・フォクト)

が獲るのではないでしょうか!

 

ちなみに、

『罪人たち』も現在劇場で再上映中なので、

未見の方は、ぜひスクリーンで体験してみてください!

(そして鑑賞後は、僕がムービーウォーカープレスに寄稿した

完全ネタバレ徹底解析をチェックしてみてください!)

僕は結局4回スクリーンで鑑賞しました。

 

 

 

 

 

 

三重県生まれアメリカ育ちの人気シンガーソングライター、

Mitskiの通算8枚目となるニューアルバム

「Nothing's about to Happen to Me」

2月27日にリリースされます。

 

今年は久々のJapan tourが実現するか?

 

 

MITSKI – NOTHING’S ABOUT TO HAPPEN TO ME TRACKLIST


1. In a Lake
2. Where’s My Phone?
3. Cats
4. If I Leave
5. Dead Women
6. Instead of Here
7. I’ll Change for You
8. Rules
9. That White Cat
10. Charon’s Obol
11. Lightning

 

 

 

オスカーシーズン恒例の監督・俳優たちの

ラウンドテーブルの動画が続々と公開されています。

 

同業者である一流のアーティストたちの、

普段は見られない鋭い掛け合いはいつも興味深く、心を揺さぶられるものがあります。

 

 

 

昨年のカンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門で

上映された、キリル・セレブレニコフ監督の

『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』

(英題は『The Disappearance of Josef Mengele

=ヨーゼフ・メンゲレの失踪)が、

日本では2月27日に公開されます。

 

 

僕はカンヌで、これがどういう映画かわからないまま

鑑賞したのですが、極悪非道でブルータルな人体実験の数々を行った

ナチの医師で、死の天使と呼ばれた、

ヨーゼフ・メンゲレの南米での逃亡劇を描いたショッキングな描写も

要所で交えた、なかなかセンセーショナルな実話ベースの骨太な作品でした。

 

劇中ではメンゲレの悪魔の所業と、ハンサムとして知られた彼の色魔ぶり、

そして生への恐ろしいまでの執着が濃厚に描かれています。

 

メンゲレといえば、スラッシュメタルの雄、

Slayerの代表曲の一つ「Angel of Death」でも

モチーフとして取り上げられている人物です。

 

ジェフ・ハンネマンが書いたこの痛快なナンバーは、

歌い出しから「アウシュヴィッツ」ですから!

終盤のギターソロはいつ聴いても痺れます。

 

ちなみに映画では、この楽曲は残念ながら使用されていません!

 

 

 

Band of Horsesのデビューアルバム、

「Everyhthing All the Time」20周年記念盤

3月20日にSUB POPからリリースされます。

 

 

当時ニューヨークに住んでいた僕は、

彼らのライヴを2006年9月11日に、Bowery Ballroomで観ました。

 

当初は、キャパ1500のWebster Hallでプレイする予定が、

急遽キャパ600のハコに降格となり、

「チケットが全然売れなくて、いきなり会場が変更になってゴメンよ」

とバンド創設メンバーでヴォーカル&ギターの

ベン・ブリッドウェルはお茶目にMCで語ってましたが、

その数年後に彼らはMy Morning Jacketとともに、あの

マディソン・スクエア・ガーデンでプレイしていたのでした。

 

2005年1月から2006年10月まで、

ニューヨークのイースト・ヴィレッジに住んでいた僕

(それこそOther MusicKim's Video

CBGBの徒歩圏内。その頃はまだ刺激的でエナジーに満ちた街だった)。

 

自分の音楽レーベルを立ち上げるつもりでアメリカに

移住したのですが、この当時の貴重なライヴ三昧・映画三昧・パーティ三昧

の濃密な日々については、いつかまとめて発表しないとな、と思ってます。

 

あれから、20年。

 

 

 

 

2026年

新年、明けましておめでとうございます。

 

昨年の年末は、韓国ソウルに行ってきました。

友人と会ったり、新旧の映画をチェックしたり、食を探求したり。

 

韓国映画はシン・シアとチュ・ヨンウ主演の

『今夜、世界からこの恋が消えても』のリメイク

『Even if This Love Disappears from the World Tonight』

 

 

チョウ・ドンユイ主演の中国映画『僕らの先にある道』

ムン・ガヨンク・ギョファン主演でリメイクした

『Once We Were Us』という2本のラヴストーリーも鑑賞。

 

 

両作とも韓国で大ヒットを記録し、すでに損益分岐点を超えました。

シン・シアムン・ガヨンの2人の主演女優は今までと

イメージが異なるキャラクターを難なく演じて舌を巻きましたが、

特にムン・ガヨンの繊細さな表現と巧さに脱帽です。

 

韓国映画が本国でヒットするのは、近年の状況から考えると

喜ばしいことですが、オリジナル映画ではない点は残念ですね。

 

滞在中は、ちょうど大寒波が訪れて、

最低気温がマイナス15度になった日もありましたが、

韓国らしい冬を堪能しました。

 

お正月休み中には、

ムービー・ウォーカー・プレスに寄稿させていただいた

『悪魔の毒々モンスター』リブート版と、スティーヴン・キング原作の秀作

『The Long Walk』レビューがそれぞれアップされました。

 

TOKYO HEADLINEには、今年公開になる

日本も舞台の最新ハリウッド映画!という記事を寄稿。

『マーティン・シュプリーム』『レンタル・ファミリー』

ついでに『ヤンヤン 夏の思い出 4K』『ブゴニア』についても触れてます。

 

 

そして、今週金曜日に封切られた、

『悪魔のいけにえ 4K公開 50周年記念版』のパンフレットには、

この映画が後世に与えたインパクト、という記事を寄稿させていただきました。

 

 

映画パンフレットへの寄稿も、この映画が通算96作品目。

ついに100本へのカウントダウンが始まりました!

 

年内には到達するかな?

 

パンフに寄稿しました、

『エディントンへようこそ』『シェルビー・オークス』

『ズートピア』(復刻版)も続映中!

こちらも併せて、よろしくお願いします!

 

僕が選ぶ、2025年のベスト10を発表します。

 

今年は映画に関しては、例年に比べ

なかなか豊作の一年だったのではないかと。

 

というわけで、映画は20本選出しました。

例年通り、今年海外を含め封切られた新作映画から選びました。

 

今年参加した海外映画祭は、

カンヌ、全州、プチョン、釜山、

台北金馬ファンタスティック、台北金馬

とアジア中心でした。

 

近年の嗜好の広がりもあり、アジアの作品も多くランクイン。

 

しかし来年はそろそろ北米に戻りたいな、と考えてます。

 

MOVIE

 

1. Sentimetal Value

2. Sinners

3. 24 Flavors  二十四味

4. Marty Supreme

5. Frankenstein

6. The World of Love  세계의 주인

7.  It's Never Over, Jeff Buckley

8. The Secret Agent

9. One Battle After Another

10. No Other Choice  어쩔수가없다

 

11. It Was Just an Accident

12. Sorry, Baby

13. Yadang: The Snitch 야당

14. Nouvelle Vague

15. The Phoenician Scheme

16. Spinal Tap II: The End Contiues

17. Train Dreams

18. The Ugly Stepsister

19.  Bugonia

20. The Photo from 1977  那張照片裡的我們

 

 

 

 

 

Album

 

1. Oklou  Choke Enough

2. yeule  Evagelic Girl is a Gun

3. Japanense Brealfast  For Melancholy Bruettes (& Sad Women) 

4. Wednesday  Bleeds

5. Geese  Getting Killed

6. FKA Twigs  EUSEXUA

7. Caroline  Caroline 2

8. Maria Sommerville  Luster

9. Marie Davidson  City of Clowns

10. Sharp Pins  Radio DDR