こんにちは5CMです。
10月に入り、めっきり涼しくなりました。
近頃は、資格試験の受験や
撮影のお仕事なんかでワタワタしていましたので
久々に、ゆっくり本でも読んでみました。
尊敬する。みうらじゅん氏がこよなく愛する
マツキヨこと松本清張作品。
30代後半、既婚者にもなったことですし
そろそろ手を出すことにしました。
初の清張作品です。
人生の酸いも甘いも、人並みには経験して来たと思います。
ただ、作品数が多い!
どこから手をつけたものかと悩みましたが
予備知識はほぼないものの
松本清張といえば崖だと!
それだけの拙い知識で手を出しましたのが
「ゼロの焦点」
松本清張の長編推理小説。北陸地方を舞台に、太平洋戦争直後に端を発する時代の傷痕が生んだ連続殺人事件を描く。
映画化テレビドラマもされています。
見合い結婚をした新婚夫婦。
新婚旅行を終えた十日後に
仕事の引き継ぎをしてくると金沢に旅発つ夫。
予定を過ぎても帰京しない。妻のもとにもたらされたのは、憲一が北陸で行方不明になったという、知らせ。
行方を追うなか、妻は夫の隠された過去を知ることになる。
北陸の旅情をたっぷりと感じるこの作品。
連続殺人事件を描いた推理小説なんだろうけど、
戦後の混乱にて生じた悲劇を描いてある点はまさに社会派と言われるのも納得。
まさに、やるせなさの極致。
人間の持つ普遍的な悩みや業を描いてあります。
詳細な地理的な描写が
踏み入れたことのない北陸に対しての憧れを起こさせます。
「ヤセの断崖」のロケ地にも行ってみたいです。
とっても面白かったです。
次の作品として、「点と線」、「砂の器」をすでに購入済み。
他にもオススメあったら教えてください〜。
みうらじゅんの「清張地獄八景」も買わねば!
では、5CMでお会いしましょう。
5CM
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