親子で都立中高向けの留学準備講座(GE-NET20というのがあります)に行ってきました。
こういう説明会があるのは有難い。
R5年度保護者説明会_1206 (global-edu.tokyo)
娘が退屈なのは承知の上で、無理やり連れて行きました
私から説明するよりも、他人から話を聞いて進路情報を増やす機会を作ることが目的だからです。
結論だけ言うと、留学を本気で考える子供もしくは保護者は参加する必要なし。
かなり網羅的な概要しか話されません。
『留学って何?』🤔くらいの保護者は聞いても悪くないかもしれません。
というのは、本気で留学を考える人は自分で情報収集するからです。
それは国によって、大学によって制度が全く異なるからです。
説明会では留学経験者が3名登壇していましたが、皆さん自分で調べて進学していました。
さて、私なりに説明会情報を整理すると以下のような感じになります。
●最近の留学先の人気はマレーシアや台湾
●費用はアメリカの場合で学費が年額1000万円程度(4年間で家が建つ)
●生活費はそれとは別
●台湾だと学費が日本より安いくらいで、全授業が英語で受けられる大学もある
●ほとんどの学生は奨学金を得るように頑張る(金銭面だけで考えれば私費で留学なんて無理←我が家調べ)
一人の留学生の話。親に相談したら「口は出さんがカネも出さん」と言われたそう(会場どよめく)。子供も立派なら親も立派だと思いました
●大学卒業により就労ビザが得られる(が日本に帰る人多し←これは私の印象。登壇者3名もそうだった)
これは他の説明会でも感じたことですが、実際に留学生の話で「勉強が大変」と聞いたことが無い。
留学すると勉強が大変と思うのは日本の大学生(学生生活)と比べてしまうからで、勉強に明け暮れるのが普通の大学生(留学生活)という世界の留学生自身は当たり前だと思っているからであろう。
それと同じかもしれませんが、留学する子は親がどうとかではなく本人の意思が明確だと改めて気づきました。
大学進学が何かの切符であるかのように錯覚するのと同じで、留学も何かの切符であるかのように親は思いがちですが、少なくとも留学に関しては「どこかに行くための切符ではなく、子供が挑戦したい山」なんだと感じました。