とても迷惑な話かも
しれないんだけども


どうしても
映し出して
しまうんだよ





身をよじるくらい
とても冷え込んだ
朝もやの中から
あらゆる方向に
光を帯びはじめた
覆い尽くすような
朝日の眩しさの中にも





目を閉じて
木漏れ日の差し込む
木々の間をすり抜ける時の
瞼のうらに流れる
映画の一場面のような
移り変わりの中にも






何にも邪魔されずに
遥か向こうの地平線に
沈む夕日が見せる
何度見ても目を奪われる
あの一面ピンクに
染まった暮れる空の中にも






暗闇の中を一人ぼっちで
ぼんやりとただ脚を
規則的に前に出す動作を
繰り返してるだけの
僕の頭上で
騒がしいくらいに
瞬いてる星屑達の街にも










目にする
すべての景色に
きみを
映してしまうんだよ





目にする
すべての日常の
ささいなシーンにさえも
きみを
映しちゃうんだ





そして



それが
現実のものに
なってほしいとさえ
願ってしまうんだよ




いとまさと


とても迷惑な話かも
しれないんだけども