まるで違う世界の
出来事みたく
楽しい時間なんて

あっとなんて言ってる
暇もなく
逃げるように
過ぎてっちまう。



過ぎ去った後に
ひとりぼっちで

嘘みたいに
静かになった
左隣りに
想いを寄せて
更けてく夜ほど
胸を締め付ける
もんなんか
ねぇんだろうな。




さっきまでの
ふたりの
笑い声だって

くだらない
冗談だって

あの光り輝いてた
街の景色だって



たしかに
すぐそこに


手の届く距離に
あったのに




泣くための涙なんか
流すわけには
いかないから
生かすことなく
押し殺すことなく


今でもまだ
助手席に
ぬくもりを残してる

さっきまでの
きみの笑顔を
思い返してたら



しっとり
胸の奥が
泣いてた。





息するのさえ
億劫になるくらい
じんじん
しんどくて


いっそのこと
すべてが
止まっちまえば


なにもかも
夢で
終わってくれる
んじゃねえか



そうすりゃ
もっと楽になれんのに







こんなにも
近くにいてくれる
ってことが
孤独な世界を
優しく包んで
くれるなんてね



思っても
みなかったよ





ごめん


いまは
涙が溢れ出るのを
止められそうにないよ


いまは
きみのいない
孤独に
耐えられそうに
ないんだ









逢いたいよ










たった
それだけの
言葉なのにね







―僕たちはきっと
涙を優しさに
変えるために
出会った

からっぽに見えた
この街の空も
好きになれる


ただきみが
隣にいるだけで―







いとまさと







面倒くせーのなんか
大っ嫌いなのに

結局
一番面倒くせーの
自分じゃんね