こんにちは、まさまさです。
本日もご訪問頂きましてありがとうございます。
今日は、8月30日に行われた、アンパンマン列車グリーン号の廃車回送を、多度津工場で撮影したので、ご紹介です。

ラストランツアーの翌日。1度高知に戻ったと思えば、早朝に多度津工場へ廃車回送となったアンパンマングリーン号。だったら、回送せずに、工場入ればいいじゃん。と思う方もいるでしょう。よーく考えてください。高知へ戻って汚物処理しないと事が進まないでしょ。笑

多度津工場の門には、15名程度の同業者さんが、最後の姿を見届けようと、いらっしゃいました。中には、Twitterのフレンドもおり、少しお話もさせて頂きました。

今回の廃車回送は、3両。2104+2212+2007です。20年間のアンパンマンラッピング、本当にお疲れ様でした。アンパンマン列車のおかげで、鉄道が好きになったと思うと過言ではありません。

3両全車が多度津工場の門をくぐり、最後のお別れです。徐々に廃車になっていく2000系達を見ると悲しくて仕方ありません。コロナ禍という時にラストランツアーを行ってくれただけでも感謝で、いっぱいです。

最後の別れを惜しみ、自分の模型を持参しました。4年前に作った自作アンパンマン列車グリーン号との最後の1枚として、記念です。

今度は実車にピントを合わせて1枚。実車が廃車になっても、同じ模型があるので悲しいけど嬉しいです。

22年前の1998年9月。集中豪雨による大規模土砂災害がありました。土讃線は4ヶ月にも渡る復旧作業を終えてもバス等に移行した乗客が戻り増えなかった。この状況を打開する為の案として、活気を取り戻す為に登場したのが、このアンパンマン列車。当時の社員さんの思いを乗せて走り続けています。今では、子供に大人気な列車になりましたね。JR四国にとっては、単なるラッピング列車ではないのです。JR四国のヒーローです。
「
(交通新聞社新書090︰〜振り子気動車に懸けた男たち〜 2000系開発秘話 )から、一部のみ抜粋とオリジナルに短文化させて頂きました。」
これから2700系にバトンタッチしても、この登場秘話は語り継がれると嬉しいですね。
2000系アンパンマン列車 20年間、本当にお疲れ様でした。
ありがとう。
では…