親になりたい全ての重度障がいの仲間達へ。ALS10年目で父親になれた僕からの4つの助言!

皆さんこんにちは!

WITH ALSの武藤将胤です!

今日は初めて娘を抱っこすることが出来ました!

夫婦の長年の夢だった子供を授かるまでには僕らも沢山の葛藤がありました。

ALSの自分が父親になっていいのか?子育て出来るのか?

沢山悩んだし、同じ悩み事を抱えている当事者も多いかと思います。

そこで仲間達に僕からお伝え出来る4つの助言を書いておこうと思います。

 

  ①家族介護からの脱却、自立をすること。

妻が子育てに専念出来るように、妻は見守るだけで良い24時間の介護体制の確立を目指してください。

家族介護からの脱却、自立をしないと、奥さんの精神的肉体的余裕は生まれていきません。

  ②体外受精などで事前検査をしっかりすること。

僕らALS患者は、

治療に伴う薬の接種を沢山していると思います。

体外受精などを活用して、母子に影響を及ぼす可能性がないかしっかり検査しましょう。

僕ら夫婦も事前検査をしたことが安心感に繋がりました。

 

  ③子育てが出来る住居など住まい環境を整えること。

やっぱり子育てをしていく上で住まいは重要です!

僕らも時間をかけて物件を探して、出産に入る前に引っ越しをしました!

子育てのイメージも湧くようになるので、大切なアクションだったと感じています!

 

  ④子供のためにもより一層働き続けること。

ALSとの闘病を続けながら働き続けることは簡単なことではありません。

それでも一家の大黒柱として、テクノロジーの力を駆使して、共に働き続けていきましょう!

 

最後になりますが、いつか子どもを授かりたい重度障がいの仲間達へ。

不安がいっぱいでも、いつか子どもを授かりたいという純粋な夢を持つことは当然のことだと思うのです。

前例がなければ、僕らで作ってしまえばいい。

だからあなたも夢をどうか諦めないでくださいね。

挑戦する皆さんを心から応援しています!