ALS闘病術① ALSと発覚するまで。

 

皆さん、こんにちは!

WITH ALSの武藤 将胤です!

今日もいい天気で気持ちが良いですね!

 

今日から不定期で新しい連載企画を書いていきたいと思います!

これからALSや難病と闘う仲間に向けて、僕なりのALS闘病術を書き残していきたいと思います!

今日は第一回目なので、ALSと発覚するまでの記憶をさかのぼりたいと思います!

 

ALS闘病術①問題を先延ばしにしない。セカンドオピニオンを聞いて、有限な時間を有効活用せよ。

僕が身体に最初に異変を感じたのは、2013年9月頃でした。

最初は利き手の左手でコップを持つのに、力が入りにくくなり、震えるようになったんです!

当時広告マンとして忙しく働いていた僕は、疲れや寝不足だろうくらいに思っていました。

それでも症状が一向に収まることはなく、さすがにおかしいと思い、最初は整骨院に行きましたが、異常なところは見つかりませんでした。

次に会社の近くにあった大きな病院でも診てもらいましたが原因が分からず、

慶応大学病院で精密検査を受けるため、検査入院をしました。

それでも病気の断定は出来ないまま退院をして経過観察が1年ほど続きました。

 

経過観察中の2014年は、頭から氷水を被る、アイスバケツチャレンジのムーブメントがあった年なので、連日のようにALSのことを耳にしていました。

当てはまる症状も多かったので、もしかしたら僕はALSなのかもしれないと何度も不安になりました。

でもその度に、仕事の忙しさを理由に、その問題から目を背けようとする自分がいました。

でも着々と症状も悪化していたので、このまま問題を先延ばしにしていてはダメだ。

今自分の出来る行動をして、この身体の問題と向き合おう。

そう決めて、決断した行動が、ALSの研究も進んでいる東北大学病院のALS専門医にセカンドオピニオンを聞きに行くことでした!

 

セカンドオピニオンを聞きに行った、2014年10月のその日に僕はALSの確定診断を受けました。

もの凄く辛かった。それでも、やっとALSの進行を遅らせると言われているラジカット治療やリハビリテーションをSTARTさせることが出来たのです。

 

ALS患者さんの多くは、確定診断までにもの凄く時間がかかり不安な思いをされる方が大勢います。

確かにALSの診断を受けること自体はとても辛いことです。

それでもやれることはあるので、自分の納得できる答えが見つからずもどかしさを感じている方は、セカンドオピニオンを聞きに行くという選択肢を考えてみてください。

結局は人なので、信頼出来る先生を探し続けてください。

 

もしもALSと診断された方は、下記のブログも是非読んでみてくださいね!

共にALSが治せる未来を目指して、頑張って行きましょうね。