ライフスタイルが変わる車椅子、Permobil!
皆さん、こんにちは!
WITH ALSの武藤将胤です!
今日もいい天気で気持ちがいいですね!
今日はよくご質問いただく、僕がいつも乗っている車椅子をご紹介しておきたいと思います!
スウェーデン生まれの車椅子、Permobil(ペルモビール)です!
僕のアクティブなライフスタイルを支えてくれている相棒的なテクノロジーの1つです!
2019年にEYE VDJ MASAとして、コラボレーション動画を制作しているので、
是非ご覧いただければと思います!
きっと車椅子のイメージが変わるのではないかと思います!
Permobilに乗っていることで3つのライフスタイルの変化があったと僕は考えています。
①ALSの進行による身体的変化に、細かく対応出来るようになった!
→僕の乗っているPermobil F5VSは、スタンディングポジションから、リクライニング、チルト、足の角度まで、細かく電動で調整が可能です。
また操作するハンドル自体も、動かせる力に応じて感度の調整を細かく設定出来るので、
ALS発症9年目の僕でも自由自在に自分の力で操作が出来ています。
その時の身体のコンディションに応じて、細かく調整が出来るのはとても助かります!
②介助者の負担が軽減出来るようになった!
→従来のALS患者さん達の一般的な移動スタイルは、介助者3名での移動スタイルをよく目にしました。
1人が手動の車椅子を頑張って押して、2人目が人工呼吸器や備品などの荷物を運び、3人目が文字盤などのコミュニケーションを担当するというスタイルです。
僕は前々から昨今の介護人材不足を考えると、ここは真っ先にテクノロジーの力で解決出来ると考えていました。
Permobilでの僕の移動スタイルは、僕自身が車椅子を操作して、重たい荷物も全て車椅子に積んで移動します。
移動については介助者が1人いてくれれば十分で、文字盤などのコミュニケーションや吸引を担当してもらっています。
荷物を持てることで介助者の負担を軽減をしてあげられるのは、僕自身とても嬉しい事なんです!
③積極的に社会活動に参加出来るようになった!
→僕は日頃から、音楽ライブへの出演や講演、イベントへの登壇などであちこち飛び回っていますが、現場の環境は多種多様なものです。
先日もスロープが合わなくてステージには登れないなんてこともありました。
でも、車椅子の座高の高さを高くすることで問題なくクリア出来ました!
車椅子側でも様々な調整が出来る事が分かっているので、どんな現場にも安心して臨めるようになりました!
きっと皆さんのライフスタイルを支えてくれるテクノロジーになると思うので、
この情報が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
電動車椅子は高価な買い物ですので、導入の際は補装具制度を有効活用されてくださいね!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/yogu/aiyo.html
皆さんのライフスタイルが明るく変わっていくことを願っています!!