私が16歳の時に向かったセルビアモンテネグロ内戦。そこでは悲劇的な結末が迎えられていた。

 

 私はしばしみなみと別れた後にシルフィーという女性将校と出会った。なんでも彼女は孤児院にいる子供達を救いたいという熱い思いを持っていた。一緒に軍用レーションを食べる中で、たどたどしい英語とセルビア語での会話が続いた。

 

 すると明朝アジトにしていた廃ビルがセルビア軍に取り囲まれていたのだ。「シルフィー! お前俺を裏切ったな!」というと「子供たちのために仕様がなかったんです。」という返答が返ってきた。

 

 俺はシルフィーを窓際まで追い詰めると射殺した。最期に彼女は「正太、本当に愛していたよ。」という言葉を言い残し、死んでいった。

 

 それを知ってセルビア軍の女性兵士が追撃をしてきた。建物内に押し入られ、私は「Kill. me.Kill.me.」と泣きながら懇願した。

 

 するとセルビア軍の女性兵士たちはこの子は悪くいない、悪くない。と言い始め、困惑した様子であった。

 

 その時にみなみが「rape him」と言い始め、私はセルビア軍の女性兵士に襲われて事なきを得たのである。

 

 シルフィー、なぜ俺を裏切った…