


人間50年とは言いますが、
50年目にしてついにモテ期を迎えました。
鳴りやまぬLINE。
飲む暇もなく注がれるシャンパン。
ばらまかれる諭吉。
冗談はさておきね、
たいしてめでたくもない誕生日ではありますが、
祝ってもらえるのは本当にうれしいものです。
たっきーちゃんおめでとう。
あと何回、
こんな思いができるのかはわからないけども。
人との付き合いは大切にしていきたいと思います。
頂いたバラの花。
ちょっと恥ずかしかったけど嬉しかった。
突然だったのに、
ちゃんと準備してくれたその心遣いがうれしい。
たとえ、
「めんどくせぇけど、おめでとうくらい言ってやるか。」
であったとしても、
「バラ代は別途ご請求させて頂きます・・。」
であったとしても・・・、
人の心の中は見えないから、
勝手に難しく、つまらないことを考えてしまうけど、
貰ったバラは消えないし、
おめでとうという言葉は心を温かくしてくれる。
だから、心からありがとう、です。
愛してると君が言う
口先だけだとしても
たまらなく嬉しくなるから
それもまた僕にとって真実
「Any」 Mr.Children
前回の記事で、
よそのお家が廃墟になっているのを愛でていたら、
今度は実家の庭がジャングルになっていた。
とは言え、
息子から見れば雑木の生い茂る荒れ庭でも、
両親にとっては丹精込めた緑の楽園だそうな。
剪定が追い付かないだけで、
丹精込めて水も肥料もやってるし、
名前は知らずとも、
どこにどんなものが生えているかも把握してるらしい。
写真はチロリアンランプというブラジル原産の雑草。
ランプみたいな花が宙に浮いているように見えることから、
和名をウキツリボク(浮釣木)、
学名のAbutilonは「雄牛の下痢止め」という意味らしい。
緑の中に赤が映えてきれい。
ちょうちんみたいな花の造形美も良き。
なんでこの形になったのかも不思議。
・・・・
ミツバチが忙し気に飛び交っている。
あっちではミカンの木に蕾がついている。
こっちの石はいつの間にかみっしりと苔が生している。
五月の柔らかい日差しを浴びて穏やかに息づく木々の緑が、
猫の額ほどの庭に森閑とした空気を作り出している。
雑草まみれの荒れ庭でも、
ぼんやりと佇んでいるだけで、
こんなにも色々な発見がある。
あまりにも殺伐とした日常を過ごしているからかな。
当たり前の事にも気づかないばかりか、
興味すら持てなくなってしまっている。
毎日4時間、満員電車に揺られて通勤して、
腹の探り合いのようなことを繰り返して、
いつしか目も耳も口も閉ざしてしまって。
毎日の暮らしの中で、
この緑を堪能する時間を手に入れられたら、
少しは違う日常が過ごせるかな。
だけど。
たぶんだけど。
自分が言っていることはただの現実逃避。
隣の芝の青さを羨んでいるだけなのかも。
この箱庭に身を委ねても、
きっといつか、
今の無機質な日常が恋しくなる日がくる気がする。
なんでほどほどの生活を送れないんだろう。
なんでこうバランスが取れないんだろう。
あれこれ無理をしてるから、
いつも大きな反転が現れる。
なんとか今を保とうとして、
無駄なエネルギーを莫大に消費する。
一面の緑の中に凛と映えるツリトウボクの赤。
無機質なブロック塀にしっとりと息づく苔の緑。
時期を悟れば花を落として次の草木に席を譲り、
育ちすぎれば勝手に淘汰される。
なんの計らいもなく、
そこにあるだけで、
自然はこんなにも調和が取れているのにね。
・・・さて、
今はそんなことを考えていてもしょうがない。
やらなきゃならないことをやるだけだ。
この庭、
自分が引き継いだ後はどうなるかな。
リタイヤ後の人生を妄想しながら、
もう少しだけこの緑の楽園に身を委ねていよう。