偶然の再会ってあるもんですね。
0時すぎ、横浜から電車に乗る。
窓ガラスに反射した車内の様子に目をやると、
大学院時代に、苦楽を共にした研修室仲間がそこにいた。
竹内まりあの「駅」をBGMにいろんな言葉が頭の中を駆け巡る。
なんて声をかけよう。
ふけたなぁ・・・。
7年ぶりかなぁ・・。
あれ、確か新潟で働いているはずでは・・・。
相変わらず遅くまでがんばってるんだなぁ・・。
窓越しにその顔を見ていると、
なんとなく声を掛けるのがためらわれた。
気が付くと目的の駅まで着いていた。
勇気を出して声を掛ける。
「お、おぉ久しぶり。」
その白々しい態度から、
向こうもどうやらこちらの存在に気が付いていた様子。
とりあえず名刺交換をして、その場は別れた。
家に帰り、当時の日記を読んでみる。
思い出した。
俺、ヤツと喧嘩別れしてたんだ。
「懐かしさの一歩手前で、
こみ上げる苦い思い出に、
言葉がとてもみつからないわ」
なかなか言いえて妙な歌。