手術中および術後に入る管や点滴

・尿道カテーテル

・硬膜外麻酔

・ドレーン 

・採血用のルート(動脈)

・点滴用のルート


・退院に向けて、徐々にはずれていく感覚。体に繋がる管が減る瞬間は嬉しいもの。


食事

・造影剤を飲んで、食道と胃の縫合に不全はないか、透視検査で確認して、漏れは見られなかった。

・その検査結果をうけて、術後5日目より食事開始。

・出された分の半分量だけ食べる指示がでた。10:00,15:00,20:00におやつが出る。少量を何回かに分けて食べることが重要なのだろう。

・食後2時間は横にならない。消化のことを考えて。

・重湯、三分粥、五分粥、全粥の順に進んでいく。

・私は五分粥のときに、CRPが上がり一時中断。エレンタールという栄養ドリンクをのむことに。しかし、抗生剤の効果が見られたため、昨日より五分粥復活。エレンタールは味はもちろん、においも苦手。

・急いで食べると、胸に詰まる感じがある。あくまでも、よく噛んで、ゆっくりと。

・一度、うどんをつまらせた。喉が詰まった時のように水で流し込むのは逆効果。食べ物が降下するまで我慢するか、吐き出すしかなさそうだ。


痛みの軽減

・腹腔鏡手術、ロボット支援下手術は、からだへの負担は少ないとはいえ、体に穴を開けたり、多少は切って開くため、全く痛くないということはない。

・痛みが生じた際は、硬膜外麻酔が有効。ボタンを押すだけで効果が発揮されるため、術後3日間くらいは、痛い時にボタンを押して乗り切った。麻酔が外れた後は、内服薬が有効だった。よって、私はあまり痛い思いをせずに済んだ。

・術後の翌日から(私はICUに2泊したので翌々日から)歩くことは可能。むしろ、無理のない範囲でたくさん歩いた方が傷の治りは早い。私は、病棟の廊下を歩きまくった。術後1週間後には、何かに掴まれば、容易にベッドから起き上がれるようになって、2週間近く経った今は何かに掴まらなくても起き上がることができて、歩く際に困難もない。

・過去2回の手術で一番嫌だったことは、尿道カテーテルの存在だった。カテーテルが入っているときの不快感。カテーテルを外した後、排尿時に激痛が生じるからだ。しかし、今回は違った、過去2回と異なるのは、医師でなく看護師にカテーテルを抜いてもらった。息を吸ってから吐き出しながら、カテーテルを抜いてもらったということ。過去2回は何だったのか。その後、排尿時に痛みを感じることはなかった。


その他

・なかなか、シャワーを浴びることができない。特に、髪を洗えないのは不快。

・退院まであと少し?次回の記事では退院報告と外来予定について書きたい。