先日、有楽町で鬼才・川島雄三の傑作時代劇を観てきました。
幕末太陽傳
1957年! 日活映画製作再開3周年記念映画
監督 川島雄三
脚本 川島雄三 田中啓一 今村昌平
出演 フランキー堺 左幸子 南田洋子 石原裕次郎 ほか
観たくて観たくてしょうがないシャシンでした。
(このころの映画は『シャシン』っていったほうが収まりがいいですね。)
で、今回デジタルリマスタでの上映と聞いて、
いそいそと有楽町まで。
途中、プレゼントされた手袋片手を落としたらしく
申し訳ない気持ちと、少し沈んだ気持ちとで朝10時の回を観劇。。。
で、感想は。。。
いやー、すげーおもしれー!!!
観てよかったぁ~!!
沈んだ気持ちなんて吹っ飛んだ!(申し訳ない)
左幸子、きれいだなぁ!南田洋子も美しい!
石原裕次郎、演技下手だなぁ~。あ、二谷英明も出てる!
フランキー堺、すごいです!あの着物の着かた、真似したいっ!!
時は幕末も末期、舞台は東海道53次の1番宿、品川。
その宿場町にある一軒の遊郭・相模屋。
もうここまで知っていればあとはこのシャシンを観るだけ。
こんな痛快な話し、説明するのがやぼってもんでげす。
(完全に、主人公の居残り佐平治、イノさんになっておりやす)
しかし、川島雄三は天才だ。
このテンポはいまでも十分通用します。
いや、最近の映画でもつまらないエピソードなんかが入ったり
する分、こちらのほうがスピーディです。
そしてあのラスト、いろいろなアイデアがあったようです。
でもどれでもいいな、私は好きな終わり方でした。
映画ファンなら必見中の必見!そうじゃない方もぜひ観てほしい。
画像も昔の映画とは思えないほどクリアです。
もう1回観たいなぁ~。今度は彼女と一緒に観たいです。
最後にちょっと。。。
イノさんことフランキー堺が最後のお客をあしらおうとするけど
いままでと勝手が違うかのようにしどろもどろになります。
あれ、あのオヤジに自分の父親を見たのかも。。。
なんかそんなように感じました。
観た方、どう思いますか?
あ、そうそう、片方の手袋。
駅構内で拾ってくれた方がいて、無事手元に戻りました!
なんだか幸せな一日でした!
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