蓬莱竜太は結構劇場の脚本や演出で名前を観ていて、でもモダンスイマーズを観た最初のきっかけは2年半前にやった「だからビリーは東京で」のチケットの安さだった気がする。芸術劇場のシアターイーストという一等地でありビッグネームでありながら3000円! タイミングも合って観てみたらお値段以上、とても心が温まった、そしてちょっとの痛みを残した作品だった。
今回も全席自由の3000円。開場するとチケットの通し番号順に中に入れてくれる。僕は80番だったけど前から3列目のど真ん中が1席ぽつりと空いていたのをゲット。(ちなみに後ろの席には栗原類がお仲間達と来ていた)
今回の新作「雨とベンツと国道と私」
何やら「部屋とワイシャツと私」のようなタイトルだけれど見終わると納得のタイトルで
あのコロナの時の状況、ハラスメント、SNSでの炎上拡散、いじめた側いじめられた側、LGBTQ問題などを違和感なく合わせて
登場人物のどれも、側にいそうな人たち、ありそうなこと、起こりそうな事件、でした。
今月末まで