みなさんこんばんはチョキ


昨日、TVを付けたとたん
こんな映像が飛び込んできました。

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なんと、私の生まれ故郷「南牧村(なんもくむら)」の特集ではないか。

ここは群馬県甘楽郡南牧村
山と山の間を縫う南牧川沿いを通る幹線道路は、こんにゃくとネギしかない下仁田町を抜け世界遺産でそこそこ名が知れてきた富岡市につながり

高崎市、前橋市に到ります。
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反対側を進むと、どんどん山奥に入り
やがて長野県佐久市に抜け出ますが

南側の峠を越えるとそこは「上野村」。飛行機墜落事故現場で知られる
御巣鷹山のある場所に至ります。

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両側を山に囲まれた集落は、その幹線道路沿い。
やせた土地でできる作物は主に、ネギとこんにゃく

おじいちゃんが建てた家で
父兄弟姉妹六人は育ち、
長男の父が東京の勤め先で知り合い、結婚した東京っ子の母は

初めてここに連れてこられた時に

余りの田舎ぶりに大泣きしてしまったそうです。わかる気がするよ・・・



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ここは、家の脇を降りた川。
ここが一番の遊び場でした。


昔は林業が盛んだったようですけど、
全国的な課題でもある植林放棄地が大部分を占めており

何年かに一度、大規模な鉄砲水が起こり


以前は丸太で作られていたこの橋も、その度に流され
また作り直されていた記憶があります。



そんな南牧村は今
ある意味、知夫里島以上にさびしい状態。


島の方が言う「陸続き」であることの有利さと
私が思う「海のある」豊かさを比べた場合


食糧調達の容易さから言って、島に軍配が上がるような気はします。


が、
自治体存続の危機という意味においては、どちらもそう変わらない。

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そんな中においても

毎年お墓参りの帰りに、遠回りして必ず立ち寄る
幼馴染のしげちゃんの和菓子屋は一人気を吐き
地元に根付いて頑張っています。

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しげちゃん辺りは
もしかしたらTVに写るかもと思って
観ていましたが


淋しい現状を特集する為か、
その映像は終始寂しさを演出しているようで


元気な人間は用がなかったのかもしれませんね。



しげちゃんよ
今回顏出しちまったけど、いいよな。

また行くからよ。

ヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコ

しかしまあ、

何の因果で、日本一過疎の進んでいるところからまた
こんな最果ての島に来ちまったんだろ・・・

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特集は20分ほどでしたかね。

そんなことを想わずにはいられない
出来事でした。

以上です、ではおやすみなさいパー