セキヘキノカケラのスタッフ4名との別れの時がやってきました。
昨シーズンと比べても今年は親密度も増し共にすごした時間も長かったので
特に別れはつらく感じます。
私は毎回そうなるのですが
フェリーの時間に間に合う様に余裕を持って荷作りや身支度をしたつもりでも
結果的に時間ぎりぎりになってしまい、慌てることになります。
テレビで見たことのある、あのシーン。
去ってゆく人がフェリーのテラスから身を乗り出し
見送る人々との間を七色のテープが無数に舞うという、例の「あれ」。
見送る人々との間を七色のテープが無数に舞うという、例の「あれ」。
「あれ」を、今回初めて経験しました。
ところが何と、準備するのを忘れていたらしく
タケちゃんと大慌てで用意を始めたのは出航10分前。
じっくり別れを惜しむことも出来ずに、時間が来たので乗り込もうとする彼らと早口でしゃべりながら
握手を交わしました。
握手を交わしました。
でも、これでよかったかもしれません
泣いちゃったかもしんないから。。。
吉田栄作さんに頼まれてやってきた去年。
もう1年どうしてもやりたくなって、無理してでも島に来たという今年。
来年は、未定です。
彼らにも本来の仕事があるので、おろそかに出来ないのは当然なので
無理強いは出来ません。
皆が理解しています。
なので、
これが、もしかしたら最後になる可能性を胸に秘めているのです。
東京でまた再会する予定の私とは違うのです
隣で見送った強面のFさんは、泣いていた。
このイベントは
島に残されたものの孤独感、ただいたずらにを助長しているように思えてなりません。

そして、さらに思います
こういうときは、いつまで手を振っていたらいいのだろうかと・・・
そんなわけで
我々はそれぞれが普段の生活を継続するべく解散します。
直前に、浜本君が言っていたことを思い出しました。
「30日の敬老会に例の祭りの時の「踊り」を披露することになったので
練習しましょう」
練習しましょう」
という話です。
あれね・・・・
ま、いいけどさ。
喜んでもらえるのであればね。
やらせていただきます。