ところで、慶応や上智のミスコンは、大手放送局の女子アナの登竜門とも言われ、


まさに、女子大生の就職活動の一環でもあります。


ところで、世の中の不況により、大学生の就職が苦戦しているそうです。


早慶などの女子大生も、就職は厳しく、大手企業に総合職でなく一般職として


入社する学生が増えているそうです。。。


AERAに気になる記事がありましたので、転載させてもらいます。。。


転載元 http://www.asahi.com/job/syuukatu/2013/etc/OSK201202240040.html



【続】マサシの受験ブログ



早慶女子「一般職」に殺到 「長く働きたい」裏の本音



女子大学生の一般職人気が高まっている。早稲田や慶応に代表される難関大学も例外ではない。「体を壊してまでバリバリやりたくない」

 それはごもっともなんですが……。       (AERA編集部・甲斐さやか)

 合コンで出会った、一橋大卒の商社マンはこう言った。「慶応まで出てるのに、もったいなくない? 周りの人がバカに見えない?」

 慶応義塾大学文学部卒で大手損保一般職3年目の女性は、あえて言い返さなかった。少しイラッときたけれど、「図星な部分もありましたから。自分自身、普通の女子大の子と同じ給料で働くのってどうかな、と思ったことは何度もあります。でも、同じ会社の一般職で早慶出身の女の子って、結構多いんですよ」

 負けず嫌いな性格だが、総合職でバリバリ働いていた先輩がうつになったり仕事を辞めたりするケースを見聞きして、考えた。その上で、結婚して子どもを産んでも続けられる仕事がいい、と一般職を選んだのだという。バリバリやりたくなったら、総合職に転換すればいい、とも思っていた。

 
入社時の基本給は約18万円。財形貯蓄や税金などが引かれ、手取りは約13万円。以来、ほとんど上がっていない。「学生時代の予想より、驚くほど安い。絶対に一人暮らしはできないけれど、不満に思ったことはありません。仕事は補佐的な部分が中心とはいえ、やりがいはあります。営業の総合職社員は事務のことはわからないので質問されることも多いし、『一般職がいないと総合職はまわらない』というプライドは、私を含め、みんな持っていると思います」

 転勤がなく、定型的、補助的な業務を担う一般職には、結婚・出産までの「腰掛け」というイメージが強かった。かつては短大卒や女子大卒の学生の就職先と見られていたが、最近では、MARCHと呼ばれる明治、青山学院、立教、中央、法政は言うまでもなく、早稲田や慶応、上智などの難関大学の女子学生の間でも、一般職人気が高まっている。



 ●商社一般職は500倍

 『就職四季報 女子版』(東洋経済新報社)を見ると、2012年4月に住友商事に入社する予定の一般職内定者でもっとも人数が多かったのは慶応で、早稲田、青山、上智が続く。三菱UFJ信託銀行でも慶応がトップで、日本生命は早稲田が多かった。

 「特に、大手金融、商社は高学歴女子に人気。今年、大手総合商社の一般職には、採用予定者数の500倍ものプレエントリーがあったとも聞いています。就職活動開始が12月になりエントリーが集中したという事情もありますが、信じられない数字です」と話すのは、就職支援コンサルティング会社「ギジネス」の園田雅江代表。背景には、こんな傾向があるという。「サークルの部長ではなく副部長やってました、という子が異常に多いんですよ。今の学生には、自分が先頭に立つのではなく人のサポートをしたい、というタイプの子が多いんです」

 リクルートエージェントフェローでHRmics編集長の海老原嗣生さんは、「体感値ですが、早慶女子の2割は一般職として採用されていると思う。大手企業への就職者数が、一般職によって『かさ上げ』されている部分がある」とした上で、こう話す。

 「難関大学の女子学生の意識が変わったのではなく、均等法世代とは違う層が難関大学に進学するようになったのだと思います。昔は、高校の成績はいいけれど女子大や短大に行く子は大勢いて、早慶に行こうという女子は上昇志向が強かった。今はそうでない子も早慶に入る」

 ●部長になれる「一般職」

 自分はただ勉強が得意なだけ。肩ひじ張って「男子と対等に」なんて思わない、と早稲田大3年のある女子学生は言い切る。「親からも、中小企業の総合職より、一般職でも大手がいいよと言われています。中小企業では育休も使いにくいだろうし、激務で結婚もままならないかもしれない。ユルく長く仕事を続けるんだったら、一般職って悪くない選択だと思うんです。自分で言うのもなんですが、物覚えもいいし、物事の処理能力も高い。私、事務の仕事に向いていると思います」

 一般職の誕生は、1986年の男女雇用機会均等法施行にさかのぼる。「OLさん」と呼ばれた働く女子には、総合職と一般職という二つの選択肢が用意されたが、男性と同等に働き転勤も昇進もする総合職になったのはごく少数で、多くは一般職にとどまった。

 バックオフィスのOA化、アウトソーシング化が進んだ90年代には派遣社員の活用が広がり、一般職の採用を中止する動きも広がったが、最近になって商社などを中心に、再び一般職を採用する企業が出始めている。

 復活した一般職に求められるのは、コピー取りや伝票入力などの「だれにでもできる仕事」ではない。転勤せずに一つの部署で働き続け、事務の隅々にまで精通した専門職としての一般職が、戦力として重視され始めたのだ。

 三井住友海上火災保険は、12年春入社の社員から、「総合職」「一般職」という社員区分を廃止した。新制度のもとでは、社員は転勤ありの「全域社員」と転勤なしの「地域社員」に分けられる。単なる名称変更ではなく、地域社員も部長までの昇格が可能。12年の新入社員は、全域社員100人(うち女子3人)、地域社員240人(ほぼ全員が女子)になる予定だ。「社員の業務が高度化するのに伴い、総合職と一般職の役割に差がなくなってきた。地域社員であっても、タフさや積極性など、求められる資質は全域社員と変わらない」(同社広報部)

 ●女子には選択肢がある

 一般職志望の早慶女子から相談を受けることが多い人材コンサルタントの常見陽平さんは、「今どきの高学歴女子には、バリキャリ総合職への失望があるんです。勝間和代さんとか、安野モヨコの『働きマン』みたいな生き方はイタい、と。総合職か、転勤のない『エリア総合職』か、一般職か。女子には、男子にはない選択の幅がある。地銀総合職に内定しても三菱商事の一般職を、電力会社総合職に内定しても東京海上日動のエリア総合職を選んだ子もいます」

 総合職で燃え尽きるより、一般職で細く長く働きたい。彼女たちの選択は一見、合理的だ。だが、本当にそうなのだろうか。あるメーカーで一般職として働く、東大卒の30代女性は言う。「決算期には連日終電帰りだったし、仕事中トイレに行く暇がなくて膀胱炎にもなりました。でも、自分の専門分野については社内のだれよりも詳しいし、頼りにされていると思います。私は家庭の事情で一般職を選んだけれど、同期の総合職の子と比べて、必ずしも楽で簡単な仕事だとは思わない」

 ●専業主婦望むのは贅沢

 「残業したくないから」「一般職のほうが楽そうだから」という本音が見え隠れする女子に、常見さんは「一般職をなめんな」と言いたいという。「職場って、戦場なんですよ。早慶が一般職に参入しているということは、それだけハイパーな人材が求められているということなんです」

 「25歳で結婚して、30歳までに子どもを2人産みたい」と話してくれた慶応大3年の女子は、最初は「結婚しても続けられるから一般職」と言っていたのに、取材が進むにつれ、「やっぱり子どもが小さいうちは、家庭で育てたいから」ともらした。あれ、ずっと働きたいって言わなかったっけ?「うーん、でも、いったんやめて、パートで事務の仕事をしてもいいですし。自分がしてきたように、中学受験もさせてあげたい。そうすると、フルタイムは無理かもしれない」

 意地悪を承知で、彼女にこう聞いてみた。25歳のときに、専業主婦の妻を養い、子ども2人を私立に行かせられるだけの甲斐性ある男性と結婚できる自信はあるの? そんな男性がいまやどれほど希少か、賢いあなたならわかるよね――。彼女は少しうつむいてこう答えた。「たしかに今、母のように専業主婦したいというのは贅沢ですよね。私、甘いかもしれません。だけど、せっかく女に生まれたのだから、そういう人生も夢見てみたいんです

 ●安いうちだけ働いて

 本音と建前を使い分ける一般職志望の夢見る高学歴女子たちは、「母が自分にしてくれたのと同じように家庭で手をかけて子育てしたい」と口をそろえた。だが、娘を1人大学に行かせるために、彼女らの父はどれだけ稼がなければならなかったか。夢を見るなとは言わないけれど、企業の本音も理解してほしい。「長く働いてくれる戦力を」は建前で、「優秀な女子には一般職として、若いうちだけ安い賃金で働いてもらい、ある程度の年齢になったら辞めてもらいたい」というのが本音だと、前出の園田さんは指摘する。「規制が強化され派遣社員を使いにくくなった。ならば帰属意識の高い正社員の一般職を採用しよう、と思っているはずです」

 ある大手金融の人事担当者は、本誌の取材にこうもらした。「家族を養うどころか、一人暮らしする賃金だって払えない。全員に定年まで働き続けてもらおうとは思っていません」

●女子には選択肢がある

 一般職志望の早慶女子から相談を受けることが多い人材コンサルタントの常見陽平さんは、「今どきの高学歴女子には、バリキャリ総合職への失望があるんです。勝間和代さんとか、安野モヨコの『働きマン』みたいな生き方はイタい、と。総合職か、転勤のない『エリア総合職』か、一般職か。女子には、男子にはない選択の幅がある。地銀総合職に内定しても三菱商事の一般職を、電力会社総合職に内定しても東京海上日動のエリア総合職を選んだ子もいます」

 総合職で燃え尽きるより、一般職で細く長く働きたい。彼女たちの選択は一見、合理的だ。だが、本当にそうなのだろうか。あるメーカーで一般職として働く、東大卒の30代女性は言う。「決算期には連日終電帰りだったし、仕事中トイレに行く暇がなくて膀胱炎にもなりました。でも、自分の専門分野については社内のだれよりも詳しいし、頼りにされていると思います。私は家庭の事情で一般職を選んだけれど、同期の総合職の子と比べて、必ずしも楽で簡単な仕事だとは思わない」

 ●専業主婦望むのは贅沢

 「残業したくないから」「一般職のほうが楽そうだから」という本音が見え隠れする女子に、常見さんは「一般職をなめんな」と言いたいという。「職場って、戦場なんですよ。早慶が一般職に参入しているということは、それだけハイパーな人材が求められているということなんです」

 「25歳で結婚して、30歳までに子どもを2人産みたい」と話してくれた慶応大3年の女子は、最初は「結婚しても続けられるから一般職」と言っていたのに、取材が進むにつれ、「やっぱり子どもが小さいうちは、家庭で育てたいから」ともらした。あれ、ずっと働きたいって言わなかったっけ?「うーん、でも、いったんやめて、パートで事務の仕事をしてもいいですし。自分がしてきたように、中学受験もさせてあげたい。そうすると、フルタイムは無理かもしれない」

 意地悪を承知で、彼女にこう聞いてみた。25歳のときに、専業主婦の妻を養い、子ども2人を私立に行かせられるだけの甲斐性ある男性と結婚できる自信はあるの? そんな男性がいまやどれほど希少か、賢いあなたならわかるよね――。彼女は少しうつむいてこう答えた。「たしかに今、母のように専業主婦したいというのは贅沢ですよね。私、甘いかもしれません。だけど、せっかく女に生まれたのだから、そういう人生も夢見てみたいんです

 ●安いうちだけ働いて

 本音と建前を使い分ける一般職志望の夢見る高学歴女子たちは、「母が自分にしてくれたのと同じように家庭で手をかけて子育てしたい」と口をそろえた。だが、娘を1人大学に行かせるために、彼女らの父はどれだけ稼がなければならなかったか。夢を見るなとは言わないけれど、企業の本音も理解してほしい。「長く働いてくれる戦力を」は建前で、「優秀な女子には一般職として、若いうちだけ安い賃金で働いてもらい、ある程度の年齢になったら辞めてもらいたい」というのが本音だと、前出の園田さんは指摘する。「規制が強化され派遣社員を使いにくくなった。ならば帰属意識の高い正社員の一般職を採用しよう、と思っているはずです」

 ある大手金融の人事担当者は、本誌の取材にこうもらした。「家族を養うどころか、一人暮らしする賃金だって払えない。全員に定年まで働き続けてもらおうとは思っていません」