詩吟と出会ったのは今から10年以上前のこと。
患者さんに教室に連れて行ってもらい
(最初どこに行くかも知らなかった)
わけのわからんまま
「ハイ!次はあなたも声出して!」
と促され、気持ちよく大声で歌ったときに


大きな声を出すのって気持ちいい!!
人に聴いてもらうのって気持ちいい!!

そして、
とてもいいよ!と褒められたこと、
これが一番気持ちいい。。
というか嬉しかった!!







自分がうまくなると先生が喜んでくれる。
先生が喜んでくれるから
もっともっとうまくなりたい。
と、
今までそんな気持ちで詩吟を続けてきたような気がします。

好きでしていた詩吟。
色んな大会に参加して
賞をもらったりして
趣味のような感じで続けていましたが

あるとき主人に
「持ってる資格いかしたら?」
と言われたとき

(はっ!!私はこのままぬるま湯に浸かってたらダメなんだ!!!)
と気づかせてもらいました。

今は詩吟を習いながら
大会も年に2回ほど参加して、教えることを仕事にもしています。
が、82歳の先生から
「私もいつ死ぬかわからないからね」
といわれ またもやガーーーーン。
覚悟が足りていない自分。。

どんな形ででも詩吟を続けていってほしいという
先生の願いを
私は胸にきちんとおさめて
先生の吟を引き継ぎます。



そのためにも
私は今日も!
腹の底から!
次は誰かを褒める立場として!
日々 吟道を!
突っ走る!!!