Mリーグ2023-24 ドラフト迫る! その1 Mリーガーの実力とは? | masashik0305のブログ

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とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

9月?のMリーグ2023-24シーズン開幕を控え、ドラフト会議が6月30日に開催されます。

 

来シーズンは9チーム目であるBEAST Japanextの参入も決まり、指名選手1名を決めるオーディションも行われました。

 

その他にもMトーナメントや最強戦頂上決戦が開催されるなど、さしずめドラフト候補選手の品評会のようになっています。

(Mトーナメントは選手だけでなく、実況や解説の人も品定めしている感じですが)

 

そういった試合に臨む選手が必ずと言っていいほど口にするのが「Mリーガー以外にも強い麻雀プロは居るところを見せる」といった言葉。

 

「選ばれたトッププロが戦うMリーグ」と言った謳い文句で煽っているせいもあり、Mリーグの選手が頂点と思っているファンも居るかも知れません。

 

という訳で、2022-23シーズンを戦った32名のMリーガーの自団体での所属リーグ、獲得タイトルなどMリーガーの現在地を調べてみました。

 

獲得タイトルは、団体主催のタイトルの他、モンド、最強戦、RTDをピックアップしています。

 

渋谷ABEMAS
 

多井隆晴   令昭位戦A1リーグ

 令昭位5期、王位、最強位、RTDリーグ、日本シリーズ2期
 

松本吉弘   雀王戦A1リーグ

 發王位
 

白鳥 翔   鳳凰戦A2リーグ

 麻雀マスターズ2期、モンド杯、發王位
 

日向藍子   最高位戦B2リーグ、女流Bリーグ

 プロクイーン2期、RTD Girl’s Fight
 

KONAMI麻雀格闘倶楽部


佐々木寿人  鳳凰戦A1リーグ

 鳳凰位2期、日本シリーズ2期、麻雀グランプリMAX、

 モンド杯4回、RTDトーナメント
 

高宮まり   鳳凰戦D2リーグ

 女流プロ麻雀日本シリーズ、女流モンド杯
 

伊達朱里紗  鳳凰戦C3リーグ

 桜蕾戦
 

滝沢和典   鳳凰戦B1リーグ

 王位2期、モンド王座決定戦、モンド杯
 

チーム雷電

 

萩原聖人   連盟だが公式戦に出場していない

 モンド21杯
 

瀬戸熊直樹  鳳凰戦A2リーグ

 鳳凰位3期、十段位3期、發王位、最強位2期、モンド名人位
 

黒沢 咲   鳳凰戦A2リーグ

 プロクイーン2期
 

本田朋広   鳳凰戦C1リーグ

 麻雀グランプリMAX2期
 

EX風林火山

 

二階堂亜樹  鳳凰戦B2リーグ

 プロクイーン、女流桜花2期、モンド21王座決定戦

 女流モンド杯

 

勝又健志   鳳凰戦A1リーグ

 鳳凰位、麻雀グランプリMAX

 

松ヶ瀬隆弥  令昭位戦A1リーグ

 令昭位、最高位戦Classic

 

二階堂瑠美  鳳凰戦C2リーグ

 プロクイーン2期、麻雀グランプリMAX、最強位

 

KADOKAWAサクラナイツ


内川幸太郎  鳳凰戦A2リーグ

 十段位


岡田紗佳   鳳凰戦C2リーグ

 女流プロ麻雀日本シリーズ
 

堀慎吾    雀王戦A1リーグ

 雀王、最高位戦Classic
 

渋川難波   雀王戦A1リーグ

 雀王、雀竜位、日本オープン
 

U-NEXT PIRATES

 

小林 剛   μリーグ

 将王4期、RTDリーグ


瑞原明奈   最高位戦女流Aリーグ

 (プリンセスリーグ2019)
 

鈴木 優   最高位戦A1リーグ

 最高位、日本シリーズ
 

仲林 圭   雀王戦A1リーグ

 發王位2期、雀竜位
 

セガサミーフェニックス


魚谷侑未   鳳凰戦B2リーグ

 十段位、王位、日本オープン、女流桜花3期

 女流プロ麻雀日本シリーズ、モンド王座決定戦4回、

 女流モンド杯4回


茅森早香   最高位戦女流Bリーグ

 女流最高位、女流プロ麻雀日本シリーズ、女流モンド杯計2回


東城りお   鳳凰戦E1①リーグ


近藤誠一   最高位戦A1リーグ

 最高位4期、モンド名人戦2回、モンド王座決定戦、
 最強位 1期
 

赤坂ドリブンズ


園田 賢   最高位戦A1リーグ


鈴木たろう  最高位戦A2リーグ

 雀王4期、最強位


村上淳    最高位戦A1リーグ

 最高位3期、最高位戦Classic2期、モンド杯、

 モンド王座決定戦


丸山奏子   最高位戦C2リーグ、女流Bリーグ
 

[参考]

BEAST JAPANEXT

 

菅原千瑛   鳳凰戦C2リーグ

 桜蕾戦、RTD Girls Tournament

 

 

とまあ、こんな感じです。

青字は自団体のトップリーグに所属または最高権威のタイトル獲得経験者で、双方を満たしている選手は青太字にしています。

女流の最高権威タイトル獲得権権者は赤字にしています。

 

現在、自団体のトップリーグに所属している選手は13人。

うち2人が退団します。

最高権威のタイトル獲得経験があるのは、12名、やはり2名が退団します。


対して所属リーグのランクが一番低いのは連盟のE1①リーグに所属する東城りおプロ。

 

連盟には全部で15のリーグがあり、E1①リーグは下から4番目、上から12番目のリーグです。

 

上のリーグほど所属選手が少なくなりますが、1つのリーグに30~40人の選手がいますので、連盟公式ルールで東城ブロより上の選手は400人くらい居る事になります。ボトム25%くらいという事ですね。麻雀プロ全体でランキングを付けると1,000位以下でしょう。

 

そんな選手でも成績を残せるのが、麻雀という競技の不思議なところです。

 

かつて十段位を3連覇し現在RMUの河野高志プロがMトーナメントの紹介VTRでこんな事を言っていました。

 

「麻雀に上手い下手はあっても、強い弱いは無い。基本運ゲーだから」

 

裏を返せば、下手でも勝てるし、上手くても負けるのが麻雀。

特に赤牌一発裏ドラ有りのMリーグ・ルールでは、実力差は希釈され、運の要素が強まります。

 

感覚的には、Mリーガーは、人気実力共に超一流のプロが半分、あとは、人気と実力が一流のプロと人気と運だけは超一流のプロといった感じてしょうか。